2010/06/29

Frozen Teardrops

昨日初めて購入したガンダムエース、目的の箇所だけ読み終えました。
というわけで、所感など少し。
……所感というより、読書感想文ですがw

長くなりますので、その前に前回更新後に拍手やリアクションを下さったお客様に感謝の言葉を申し上げておきます。
いつもありがとうございます! 励みになっております(^^)

えーと、まずはMC0022という年号について。
よそ様のブログでバレを読んだときにちょこっと考えて、ツイッターに予想回答を二つ上げましたが、読んでみたら回答がひとつに絞られました。
恐らくMars Centuryで正解じゃないかと(^^)
テラフォーミングも成功したみたいだし。成功した年が元年……かな?
そうなると、結局ACは何年続いたのか? というよりEWから何年後の話なのか、と突っ込んで考察したくなるわけですが、それもある程度予想はつきますね。
数十年後の話、とありますが、恐らく本編もしくはOVA終了後から30年前後の話だと思います。
そう考えるに至った糸口としてはまず、今回のプロローグでは一人称による文章となっていましたが、その語り手であるキャシィ・ポォさんがあのサリィの娘であるというところでしょうか。
サリィは本編当時、ちょっとソースが不確実なのですが27歳だったらしいです。本当かどうかは知りませんが、大体そんなところじゃないかという気がします。20代半ば前後。
19なんて年齢設定も見たことがあるような気がしますが、連合の軍医さんだったわけですしまさか10代のわけはないですよね。
で、そのサリィが子供を産んだわけです。年齢から考えて、恐らく10年以内の話だと思われます。
そしてキャシィに話を戻して。
准佐というのがどういうポストなのか判然としませんが(軍隊式に考えれば佐がついている以上、それなりの階級のように思えます。尉官より上でしょ?)親のコネだけで簡単に入れるような職場ではないでしょうし、それなりの経験を積んできていないと難しそうな仕事です。
そう考えると、いくら有能でどんなに若く職についていたとしても、20代と考えるのが妥当でしょう。
ちなみにそんなに優秀(というか経験がある)なら30代という可能性もないわけではないですが、大体にしてこういう作品の登場人物は異様に若く設定されるのが常なので、その可能性は限りなく低いと考えていますw
年齢談義が長引きましたが、というわけで時間の経過は30年前後、と推察されるわけです。
そこで区切りよく30年後と考えると、かつてガンダムパイロットだったあの人たちは40台半ばのはず。
そうなると、デュオらしき(というかバレバレw)神父の表現に『初老』とあったわけで、これに引っ掛かりを覚えている方が結構いらっしゃるようですが、調べてみると40歳の異称ということなので、あながち間違ってはいないかと。
でも現代の感覚では、初老だと多分60歳近く(少なくとも50代以降?)を想像する人も多いと思われますので、ここは別の表現にしたほうが良かったんじゃないかなと少し残念。
中年、じゃあまりにもひどすぎるから、壮年とか?
とにかく他にも表現はいろいろあったと思うんですけど……EWの小説版から推察される氏の表現力ではある意味仕方のないことかもしれません。
キャシィが運んでいる、3つのファイル。その内容というかあれの意味するところについてはあまり穿ちすぎないように読んだので、これといった感想はありません。
いろいろ深読みを狙っているのかもしれませんが、ああいう書き方をしている以上はストーリーが進んでいけば自ずと明らかにされなければならない箇所でもあります。
そのときに、あれはこのことだったのかと素直に思いながら読めることを祈りつつ、この部分についての考察は放棄。
本編においては立役者だった人々が、MC0022では過去に埋もれてしまっていると思い知らせたいがためだけの描写である可能性もありますし。
では次。登場人物について。
老師・張の呼び名には二種類の違和感を覚えました。
まずはキャシィが准佐というきちんとした役職名を与えられているにもかかわらず、単に老師というのは意味がわかりません。プリベンターの火星支局長というのが役職なら、張支局長でいいんじゃないかと。
それから老師・張という無理やりな呼ばせ方。普通に張老師でいいんじゃね?というのが本文を読んで一番最初に抱いた感想でしたw
老師という敬称自体にも引っ掛かりを覚えるわけですが、そのことについてはもういいです。
日本語でいうところの先生という程度の意味しかないようなのに、老師と呼ばせれば結構年のいった偉い人、というニュアンスになるように使われることが多いようなので、きっと老師っていうのはもうそういう意味の日本語なんですよねw
次は神父さんについて。
まあどこからどう見ても彼こそがあのデュオ・マックスウェルですね。子供にも同じ名前をつけたんですね。
かつてガンダムパイロットとしては氏名から顔まで公開されてしまった唯一の人物のそれをつけるなんて酷くリスキーな行動のようにも思えますが、世の中、同姓同名の人間なんて掃いて捨てるほどいますしね。まあ、アリなんじゃないかと。
問題は彼が養子か否かというあたりでしょうか。
神父というからにはカトリックかなと思うので、そうなると妻帯不可、よって子供もいなくて当然となるので(基本的には、です。他宗派からの転派や東方典礼等の例外もあるようですがここでは関係ないので省きます)養子と考えるのが妥当でしょう。
ま、本当に神父だったら、の話ですけどw
でも逃げも隠れもするが嘘はつかないと豪語している以上、神父と名乗る=本物の司祭と思っていいんですよね?
いきなり二次っぽい話に飛びます。
ここまでの推察を総括すると、いわゆる男女カプ成立の可能性は既に二組が粉砕済みです。
デュオ×ヒルデなんてごくごく普通に(←ここ重要)仲良さそうだったのに。
五飛×サリィも、この様子ではダメですね。どう読んでもキャシィは五飛の娘じゃない(ように思えます)。
ていうことは、他もダメでしょうかね……
……さて、二次から離れますw
キャシィが運搬中の3つのファイルのうち、最後の音声のみのアレ。
仮にfile:EVOLVEとでも呼びましょうかw
だってあれ、イボルブに入っていたストーリーですよね。あれこそ公式二次だと思っていたのにここまで食い込ませるとは……!
リリーナが自分の理想の非力さを理解しているようなのは非常に良かったのですが、Jが生きているというのがどうにも納得いかなかったんですよ。
あいつら不死身か……?((( ;゜Д゜)))
で、あそこまで『ヒイロ・ユイ』は必要だと繰り返し説いた挙句に『人工冬眠用冷凍カプセル』とくれば、ミスリードを狙っているのでない限り人間がコールドスリープされていると読むしかありません。
それも高確率で『ヒイロ・ユイ』が。
ただしそこがミスリードなのかもしれませんが、眠っているのは『ヒイロ・ユイ』であって『ヒイロ・ユイ』でない可能性もあるわけです。
冒頭のインタビューで隅沢氏がファーストを強く意識していることがうかがえますので、その流れから行くと現在話題のUC等とも勘案、類推して……『ヒイロ・ユイⅡ』とかねwww
ヒイロは強化人間ぽい感じもするので、プルシリーズよろしくヒイロシリーズが何体も眠っているのかも。
そしてその事実が明らかになってしばらくした後、そ知らぬ顔で『初老』のヒイロ・ユイ(初代)が出てくるとかw
まあ、この段階じゃ考察も妄想も大して変わりませんね。
というわけで、書き残した感がありまくりなままそろそろやめときます。
だんだん何を書いて何を書いてないのかわからなくなってきた(・∀・)

とりあえず、次号(8/26発売版)も買いますが、それ以降は買わないかも。
これしか読みたいものがないのにあんな雑誌毎度いりません。
今月号も、付録のシャアトランプとか扱いに困ってますw
めくってもめくってもめくるめくシャアのイラストが続いて頭くらくらしたwww
どうしてくれよう。
あ、それから最後にもうひとつ。巻末目次のタイトル名が間違ってた!
編集ェ……

2010/06/04

忘れ去れらた存在

忘れ去るというより、ちょっとしたことはみんなTwitterに書いてしまうので、すっかりこっちのブログの存在意義が薄れてしまってますね。
なんかもうこっち、いらないんじゃ……(笑)
長文で書きたいことがあったらTwitterに連続投稿してさ、ついろぐを別ブログ状態にするってのも手かも。
写真なんかも、あっちの方が投稿しやすいし。
ここ面倒で。
でもせっかく整えたのにもったいない気がするので、もうちょっと様子を見ましょうか。

というか、別の使い方を模索してたりもします。
本館の方を更新するとき、いつも後書きを書こうかどうしようか迷っては入れてしまってるんですよ。
メインの小説の内容がブログ名の通り混沌としているので、これは解説入れなきゃダメだよねというもの以外にも、ちょっと補足したいなとか、言い訳したいなとか、どうしても出てくるので。
その補足・言い訳ってぶっちゃけ蛇足なものだし、書きたければこっちに書けばいいじゃないとか考えてみたり。
問題は、結局面倒になって書かない可能性もあるってことくらいですかね。
いや、蛇足であることがわかってるなら、最初から書かなければ良いんですよね。
本文中で表現できない自分の力不足がそもそもいけないわけですから。
……でも書きたくなるかも(笑)

と、優柔不断にいつも更新のたびにそんなことを考えたりしてます。
そろそろ更新!と思って、本文はすぐ用意できるんですが、その解説だか補足だか言い訳だかわからないものを足すべきかどうかで毎回迷っては遅くなるというこのダメっぷり。

なんてカミングアウトした以上、今後はできるだけ、本文には余計なものは書かないように心がけるようにしましょうか。

前回、本日第1話をUPした中篇の短い前座(0話)を更新した後、拍手やリアクションを下さったお客様。
遅くなりましたがお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました!
お陰様で第1話を無事に掲載することができました。
遅くても二週間に一度、というのを更新の目標にしているのですが、今回はぎりぎりセーフでした。
ちなみにまだ書き上がってなかったりしますが、頑張って書いてます。
いつもは全部書き上げて推敲してからUPするので、ほとんどリアルタイム更新みたいな今回のスタイルはとっても精神衛生的に良くないですね(笑)
一度やってみようかと自分を追い込んでみましたが、既に後悔してたり。
でも決めたからにはやります。

あ、せっかくなので、早速第1話に関する蛇足情報でも書いてみましょうか。折りたたんでおきます。