2011/06/24

男と女の不都合な(?)真実

めちゃめちゃ久しぶりのエントリなわけですが、唐突ながらとあるコピペから入ります。
その前に、前回更新分まで拍手いただいたお客様。
まいどどうもありがとうございます!力を分けていただいております(^^)
では本題。

女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど?』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです』
女『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』
男『大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『ああそう車の話だった』
女『もう、男って人の話聞かないんだから』
男『ごめん、ごめん。で、ライト点く?』
女『やっぱ怒ってんじゃん』
男『怒ってないってば』
女『絶対怒ってる。何カリカリしてるの? 人が大変な時に!』
男『いや、俺はただライトが付くかどうかを…』
女『話を逸らさないで! ライトがどうこうじゃなくて今あなたの話をしてるの!』


結構昔からあちこちに貼られているコピペらしいんですが、私は先日初めて目にしたのでいまさらながら話題にしたいと思います。
情弱乙とか言わないでw

いやあ、全部読み切って、最初の感想は『あるある』でした(笑)
こういう女の人、いるよね~、と。
ぶっちゃけ、女って大抵こうだよね~wと。
自分も女だけどw

いや、男にもたまにいるかも知れないけど、こういうふうに話を持っていくタイプは圧倒的に女性比率が高いと経験的に思うわけです。
世間ではこの後、女性叩きにつながる書き込みが続くのが通例らしいですが、同じ女としてこれは反論できないというのが正直なところ。
女は絶対こう、男はこうじゃない、というはっきりとした線引きはできませんが、往々にしてこんなものでしょう。
これは一例ですが、良い例ではあると思います。
提供された(した)話題に対して、それぞれ求めているものがなんであるかということを示す例なんですよね。

結論として、
・男は話題(問題)に対してその解決策を模索しようとする。
・女はその話題に対する共感を求めている。
ということではないかと愚考するわけですが、多分間違ってないと思います。

あくまで女性が求めているのは共感なわけです。
一緒に困ってくれればそれでいいんです。
大変だね、困ったね、どうしようか。
それだけを言ってもらえていれば、多分この話の女の人は最後に逆ギレしなかった(はず)。
この男性も一応、共感めいた言葉は口にしているのですが、続けてすぐに解決策を模索してしまったのが敗因かと思います。
男性がただひたすら同調し、ライトがどうとか何も言わずに自分でそれを確認した上で、直すなり原因を突き止めるなりすれば、この女性の高評価を得られたはずです。
共感以外の言葉を口に出すべきではなかった。
勿論、男性にそこまでする理由はないわけですが(笑)

で、なんで私がこのコピペに妙に反応したかというと、昔から女性相手のやりとりで感じていたもやもやしたものを、見事に代弁してくれていたからなんです。
どうやら私の思考形態はこのコピペの男性寄りのようで、こういう話を延々と続ける相手にはイラッと来るわけです。
愚痴をえんえん聞かされるので、じゃあこうしたら?ああしたら?とアドバイスのようなものを、僭越とは承知しつつ返すのですが、大抵「でも……」とか「それはちょっと……」とか曖昧に返されて、(もしくは反応なしw)本人にはその問題を解決する意欲がまるで見受けられない。
ただ聞いてほしいだけなんだな、と大人になってやっと思えるようにはなりましたが、それでも解決するつもりのない問題を聞かされるのは時間の無駄と切り捨てたくなるのはやっぱり大人になりきれていない証拠なのでしょうか?
そういう事がわかるようになってからは、なるべく無理やり共感する言葉を挟むように努力するようにはなりましたけど、それでもこれっぽっちもそう思っていないことをわざわざ無理して口に出すという行為は結構ストレスがたまるので、なるべくならやりたくないわけです。
要は、女性的な感情の機微というものがどういうものであるかを知識として知ってはいても、実際に自分にそういう素養はないのではないかということです。

ここで話が少しばかり飛躍するのですが、最近、二次創作物をあまり読めなくなりました。
時間がないとかそういう理由ではなく、ちょっと目を通してこれは受け付けないと断じては避けてしまうという意味です。
昔から、そのジャンルで大手と呼ばれる方の作品はどういうわけか大抵読めなかったのですが、良く考えてみれば私がハマるようなジャンルの二次は大抵女性が書かれていますので、それが理由で駄目だったのかもしれないとようやく思い至りました。
つまり、そういった女性的な感性の話を受け付けない脳みそだったのでは、と今になって悟った次第です。
別に自分の思考形態が、いわゆる男性のそれとほぼ同じとは勿論言いませんよ。
理想的な男性タイプの思考力を持っていれば、もっと論理的かつ合理的に物事を受け入れ、考えられるんじゃないかと思います。
それができない自分は単に『女性的ではない』だけの人間なんでしょう。
昔からよく母親に言われてました。あんたには情がない、って。多分それってそういうことなんだよね。
ということはですよ。
逆に考えれば、自分が好きで書いているような話は普通に豊かな感性を持つ女性には受け付けにくい話なのでは、と今になってようやく(ry

まあ、一つのコピペから、自分が延々とサイトで垂れ流しているものがどういうものであるのかを気付かされたという話なだけなんですが、だからどうするということでもありません。

書きたいから書くのみ!

これに尽きます。
うわ、こういうところだけは男前w
でもこのコピペの女性の気持ちもちょっとは理解できるので、まだ私「自分、女だけど」って言ってもいいよね?w