2011/05/08

14章後書き

連載開始当初からこれだけはどうしてもやりたかったという最大の目標の一つをようやくクリアすることができました。
すなわち自爆ショー(命名者:トロワ・バートン)のことです。
ちなみにヒイロ(本人)登場は、別に目標ではありません(゚∀゚)
クロスオーバーと銘打っているわけなので、出てこなきゃ詐欺です。
てことはこれまでがずっと詐欺状態だったってことですね\(^o^)/


さて、少し真面目な話をします。
その前に、前回更新以降に拍手とコメントを下さったお客様、どうもありがとうございます!
ようやく一段落つきました。
今回もお気に召していただければ幸いです!
クリフハンガーなラストでしたが!←


では本題は行を空けて続けます。














ガンダムWとのクロスオーバーということで、Wのストーリーをある程度踏襲するというのも当初からの予定です。
とはいえ、まさか全話を焼き直ししたいわけでもないので、どのエピソードを選択するかは多分に私の好みに掛かってくるわけですが、さすがに10話「ヒイロ閃光に散る」を抜くわけには行きませんよね!
……ね?(゚∀゚)

これまで、他に目立つものとしてはW2話の一見瀕死状態ラスト→2章の失神ラスト、W6話パーティーナイト→11章のParty Night等で意識して似た状態を何とか書いてきました。
原作のオマージュを目指しつつ、全く別のお話にしたいという野望だけを抱いて、別の状況を作ってこれまでは書いてきたわけです。
しかしさすがに10話のオマージュとなると、やはり追い込む状況も似せなければ自爆という困難な選択に至らない――正確かつ正直に白状すれば、自分程度の発想力では自爆を選択させるに足る他の要因を作り出すことができませんでした――ので、八方塞がりな状態やその他の戦況など、まるまる10話に沿った展開にせざるを得ませんでした。
お陰で聖闘士や、更には海闘士という勢力を表に出すことができたのですが、着陸地点は残念ながらそこではなくこの自爆ショーでしたので、彼等についてはどうしても端折り感の強い書き方になってしまったかもしれません。
聖闘士達の熱い戦闘シーンを期待されていた方には大変申し訳ありません。
本文ではサラッと書いてしまいましたが、相手はモビルスーツ。しかも相当の大部隊です。書ききれていないだけで結構きちんとバトルしていたのです。
少なくとも私の脳内ではかなりド派手な戦闘シーンが展開されていましたので、その辺を汲んでいただければありがたく存じます。


真面目な話その二に移ります。
ちょっと欝っぽい愚痴のような文章(しかも震災絡み)が続きますので、そういうのは読みたくない方はこの先は目を通さないようお願いいたします。

よろしいでしょうか?



では。

14章は今回更新分で全てですが、終盤間際の頃、東日本大震災が起こってしまいました。
私個人は被災地域から遠く離れたところに住んでおりますので、幸いなことにTVやネットで目にする、想像を絶する光景に胸を痛めるだけで済んでいます。
被災地の復興、そして被災者の方々が一日でも早く平穏な生活に戻ることができますよう心から願うばかりです。
こんな奈落の底のような場所で言っても誰の耳に届くわけでもないことは重々承知しておりますが、それでも重ねて言わずにはいられません。
個人の話に戻します。
そういった状況のもとでなにもかもが自粛の雰囲気に支配される中、一時的にブログの更新を休止する旨を更新履歴に記載したりもしました。
しかしこれは自粛というよりも、気持ちが浮ついてしまって更新などできない心境であったというのが本当のところです。
浮つくというか、気が急いてしまっていたのでしょう。
それには他の個人的要因もありますが、やはり震災自体が相当なショックであった可能性は否めません。勿論勝手にショックを受けただけなのですが、それにしたって後味が悪すぎました。
というのも震災の二週間ほど前に更新した部分に『津波が起こって相当の被害が出る』などという文章があったからです。
妄想による二次創作小説と実際に起った天災の間には当然のことながら全く関係などありません。
……でも、つい考えてしまうんですよね。なんであんな状況を想像して書いてしまったのかと。
該当話を一旦下げて書き直すことも検討しましたが、一度上げたものを余程の理由もないのに下げて、事態とは全く関係の無いことなのに、それを書き直す行為に何の意味があるのかと思い直し、書き直しは断念しました。
非常にくだらない個人の勝手な逡巡ではありますが、どうにも気が咎めて仕方がなかったのです。
思い切ってこうして文章にしてみましたが……やはり馬鹿馬鹿しいですね(^^;)
それでも、このようなこれまでの価値観がひっくり返るような大災害が起こり、命の大切さがかつてないほどに再確認されるようになっている中で今回の更新分の結末のような描写をすることにはやはり、非常なためらいを感じます。
一方で、この記事の冒頭のテンションもまたある程度本気だというのだから、まったくどうしようもありません。
複雑な心境を引きずったままですが、いつまでも章の途中で放り投げていても予定していた結末を変えられるわけでもなし、思い切って更新をかけることにしてみましたが……やはり後味が悪いです(´・ω・`)……
繰り返しますが、震災と妄想文になんの関係もないのは重々承知しています。
それでも割り切れない何かがもやもやと胸の内を漂ってしかたがないので、ここでこうして吐き出してみました。
欝文ですみません。

でも。
……ちょっとすっきりした……かも?
出してしまった以上、あのラストのままではアレですので、なんだかんだ言っていますが命ある限り続きは必ず出します。
不慮の事故でも起きない限り、最後まで書き切ることは決めていますので。
命を燃やせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! っと(゚∀゚)

あ、ウチの場合、燃やすのは小宇宙のほうがいいのでしょうかw