先週、屍鬼を見逃してしまいました。
14話です。
それが悔しくて悔しくて。
だってさ、そろそろあの展開来るでしょ。
尾崎の先生がついにやってしまう、あのシーンってそろそろでしょ!
アニメでどこまでやるのか(表現できるのか)気になっていたんですよ。
どうマイルドにしたところで相当グロいだろうとは想像しているけれど、でもどうなったのか。
見れないとなるとなおさら気になるわけで。
それに、なんとなく原作から離れてきているような気もしていたし、そのへんも気になっていました。
仕方なくレビューでも探してみようとグーグル先生にお聞きしてみましたら、目的の14話だけでなく、その先まで知ってしまって( Д ) ゚ ゚
目玉飛び出た、と入力しようとしたら↑こんなのが出たw
それはさておき改めまして。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
原作と違うどころか、ぜんぜん違うじゃねえかそこを変えちゃいかんだろうがこのやろう的な話のようで非常にドびっくり致しました。
なつのくん、どうしておきあがってしまうん?( ゚Д゚)
ええ。
ただもうその一点にびっくりしてしまいまして、グロシーンなんでどうでも良くなりました\(^o^)/
だってさ、原作では夏野は起き上がりもせずにただ無駄死してしまうキャラですよ?
いや、無駄ではないと思うけれども、それでも作者が彼を起き上がらせなかった理由がちゃんとあったと思うのですよ。
その一切合財が無駄になるってどうなの。
確かに原作を読んでいる最中、かなり屍鬼の真実に迫った彼には期待しながら読み進めていました。
一介の高校生である彼が、異常を身近に見ていた尾崎とほぼ同時期に異変に気づき、実際に行動まで起こしたわけですから。
物語の結末までたどりつくキャラであると、信じていたのも本当です。
それが見事に裏切られたときにはかなりショックではありました。
でも、それこそが狙いだったわけでしょう?
……と、個人的にはそう読み解いたんですけど。
どんなに勘が良くて行動力があって他とは一線を画した人間であっても、死に捕えられたら最後なのです。
死とはそれほど絶対的で、無情で、絶望的なものであると改めて読者に思い出させるための、彼の死はそのためのものだったのだと(個人的には)思うのです。
だからこそその対比として、それを覆す屍鬼という存在の異様さ、異常さ、恐ろしさが際立つわけです。
それが、見事に覆されてしまいました。
しかも起き上がった挙句に、屍鬼ですらなく人狼ですか……
あれだけ犠牲者(屍鬼)を出しておきながら、最終的に人狼化したのは静信だけ、というのもストーリーの妙だったと思っているので、そのラストすら台無しです。
なんだかな、もう(´・ω・`)
小野不由美原作もののアニメって十二国記といい、どうしてこう原作レイプな展開をされちゃうんでしょうかね。
これは漫画がベースらしいですけど。
ゴーストハントが大丈夫だったのは奇跡だったのかな(´・ω・`)
とか何とか散々文句を垂れつつ、続きは見るつもりですけどね。
でもなんだか悲しいなぁ……
やっぱりメディアが違うと、そのままのストーリーで行くのは難しいものなんでしょうか?
原作は原作、これはこれと、別物として楽しめる人間だと思っていたんですけど、自分で考えていたよりも狭量だったようです。