2013/04/01

Ω51話 #seiya

ついに最終回(マルス編の)でした。
一年て早いです……


・特別OP『忙しい人のための聖闘士星矢Ω』『Ω一年の軌跡』なかなか良かったです。これまでを振り返る総集編のOPって珍しいですよね。神作画シーンばかり選んでありました。

・作画も動きも背景も、とにかく目に映る何もかもがいい。終盤の真っ白背景線画も、賛否ありそうな描写だとわかっていながらあえてやった感がひしひしと伝わってくる。あれじゃなきゃ表現できなかったんだろうな。今風に、もっと別のエフェクトできれいに凄まじい感を出すこともできただろうけど、『星矢』にはあの手描きの泥臭さがよく似合うと個人的には思います。

・アプスさんのOっぱいにびっくり。すべての生まれと滅びを支配すると自己紹介していたけど、両性具有だっととは。そう思えば声もなんとなく美輪明h(ry
それはともかく、デザインは秀逸。ラスボスとして申し分ない。

・黄金聖衣砕け過ぎ。悪い意味ではなく。
最初に羽根が散ったのはぶっちゃけ大人の事情かなと思ったけど、以降はアプスの凄まじさを表すにはそれしかなかったと思う。壊れ方もちょっと珍しい感じだったのもいい。光牙をボロボロにしすぎては話が終わってしまうし、ノーダメージに見えてはいけないわけだし。
……とか思っていたら、想像以上に光牙自身もボロボロになって驚いた。腕が燃えているような描写は斬新すぎて怖かった。

・Bパート冒頭の光牙の対アプス演説、緑川氏の熱演がひたすら素晴らしかった。やっぱりうまいなぁ

・皆の元気玉演出は想定内だったけど、仲間たちの決め台詞を光牙がちゃんと復唱してくれたのは想定外。『仲間』を全員きっちり認識してる、大事にしている感じが伝わった。結局全員が傍観要員になっているしかない状況だけど、光牙は皆と一緒に戦っているんだと、そう思える演出だった。

・「沙織さん、先に行ってくれ」「光牙!?」「大丈夫だ」
この後におめめキラキラにさせて「俺を信じろ」と言い出したらどうしようかと思ったGWファンは私だけじゃないって信じてる(`・ω・´)
そして「さよなら、沙織さん」て続いたらどうしようってきっとみんな思ったよね! ←

・そして仲間から受け取ったツインバスターライフル元気玉でアプスを撃破し「任務……完了!」って言ってJUST COMMUNICATIONをBGMに戻ってきてくれるところまでを脳裏に一瞬で描いた人が一体どのくらいいたのかなんてとこまで考えてしまってちょっと死にたい

・アリアの杖、最期の大仕事。
光牙を救い、何もかもをホワイトアウトさせるほどの光量。この演出は本当に良かった。手抜きという人もいるようだけど、ものすごく手間がかかってると思う。このシーンだけで何枚書いたのか。

・沙織と星矢の薄情っぷりに違和感。なんでそんなに諦めてるの?

・最後の最後でアリア!!! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
しかもセリフ付き!!! 
ぎゅーしたままで光の粒になって消えていくのがあまりにも悲しい(´;ω;`)

・アリアの光が皆の魔傷を、傷跡を癒していく。
でもマルスとソニアは生き返るとかではなく、単に赦されたという描写なんだろうな
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

・皆の前に戻ってきた光牙がにこりと笑んだところでエンド(←掛けてるつもり)
尺がなかったんだろうな……

と、ここまでがマルス編最終話の感想です。
この回だけで見ればすごく良かったと思います。まさにスタッフ入魂回だったのではないでしょうか。
絵の力ってすごいです。概ね綺麗にまとまったように見えました。
でもシリーズとして通してみれば、どうしてもスルーできない部分がいくつも浮かび上がってきて、一つのまとまったストーリーとしてはどうなのかなというのがこのマルス編に関しての個人的な評価です。
点数を付けるような真似は、私はそこまでお偉い視聴者様ではないのでしませんしできません。
総評としては可もなく不可もなしといったところかと。熱烈な旧作ファンや信者以外には、と但し書きがつくかと思いますが。
ちなみに今のところ個人的にスルーしかねる点でぱっと思いつくのは以下。

・シャイナさんどこ行った?
・パライストラの皆さんどうなった?
・沙織さんがこれほどまでに何もしない(できない)なんて
・エデンの髪色変更の理由不明のまま
・生存描写のあったパラドクスさん行方不明
・十二宮や世界を支えていた黄金の皆さんどうしてるの?
・旧青銅一軍の皆さんは…?

地球の被害状況は?というのは、ポセイドン編なんかの前例もありますのでその点については追求しないのがフェアでしょう。
加害者は皆亡くなってしまいましたしね。
細かい部分を突き詰めればいろいろと言いたいことも出てくるでしょうが、別に重箱の隅をつつく趣味も、基本的には一年間楽しませてもらったΩという作品を叩くつもりもないので、これ以上の言及はなしにしておきます。

そして何回か前に書いたとおり、Ωの各話にこうして感想を述べるのも、これで最後にしておきます。
なにか書こうとする余り、見方が厳しくなっていっているような気が終盤に向かうほどしていました。
楽しかったからこうして感想を書き留めていたはずだったのに、これでは本末転倒です。
新章は初心に戻って、ただ楽しく視聴しようと思います。
これまで感想とも言えないただのツッコミにお付き合い下さったお客様にはお礼を。
どうもありがとうございました<(_ _)>

また絶賛放置ブログに戻りますw

最後の最後になりますが、先日の本館更新後に拍手をくださったお客様、どうもありがとうございました!
こちらの更新が遅くなるので今後はお礼をいう機会が減って間延びしまいますが、本当は拍手を頂いたら即お礼を言いたくてしかたがないんです><
今後とも、どうぞよろしくお願い致します!