2013/03/27

Ω50話 #seiya

『マルス編』最終局面です。
今回はあえてさらっと。久しぶりの実況風で。

・黒かっこいい光牙
・ヒロインユナとその他青銅(´;ω;`)
・まだあなたの心の中に光がある→光=小宇宙=命(超訳)と取れば沙織さんはやっぱり沙織さんだったのだと謎の感動ができる。
・アリアの形をした光が星矢を解き放った!
・ついに星矢復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
・やっと沙織さんも目を開けた。この描写では沙織さんにとって星矢>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>光牙としか映らない……
・ここでまさかの過去話。実はマルスに助けられていた星矢っておい
・アプスやっぱりやばいかもと敵である星矢を保険にとっておいたとか、マルスさんの小物っぷりに更なる箔を付けなくてもw
・やたらとユナを気にかけてくれる星矢。お姫様抱っこは絵的に眼福
・ユナさん捨て身の抱きつき攻撃でアプス除霊。
・思春期の男の子は殴って言うこと聞かせるよりも(ry
・派手に砕け散ったペガサス聖衣。次章への伏線?
・でもこの黒光牙も聞き納めかと思うと寂しいなぁ
・その他三人+一人をもっと活躍させたげてよぉ!
・伝統の射手座レンタルがあるとは思ってなかった。これはいい意味で不意打ち。黄金が意外と似合ってる光牙。マフラー付きってのが微笑ましいw
・アプス(CVカミーユ)。星矢的にここはシオンというべきなんだろうけど、声がシオンというよりカミーユなんだよなぁ
・というところで、Twitterで見たあるつぶやきが思い出されるw
『新主人公ヒイロが、アムロに導かれたり、トロワや、一度は敵対したジュドーに助けられたり、アンジェロと一緒に戦ったりしながら、ハマーン様やアスランの手引きで覚醒した、闇の神カミーユと、次週決戦。』なにこのガノタほいほいw


以上です。
思い出しながら書いているので、順序が前後しているかもしれません。
ていうか絶対してますが、どうぞご寛恕願います。

さて、以下は愚痴になります。
今のΩに全く不満がないという方は、お読みにならないほうがいいと思います。


一応折りたたんでおきます。





勢いと言う点では面白かったと思うんですが、これでも一応旧作リアルタイム世代です。
どうしても色々と突っ込みたくなるところはありましたが、Ωは全くの新作であると割りきって、楽しむべきところは楽しんできたつもりです。
旧作との兼ね合いが云々とはあまり考えず、あくまで『Ω』としてのストーリーを追ってきました。
勿論、蛇足だと思う回や不要な設定が目に付く箇所もいくつかあって憤慨することもありました。
しかしそういう部分がないアニメというのもそうはないものなので、そのへんも文句を垂れつつ先に期待を持って見続けてきました。
敵キャラはともかく、メインキャラで嫌いなキャラはいませんし、各所で結構な叩かれっぷりだったアリアなんか、実はかなり気に入っていたキャラだったりもしました。
そういう意味では、いわゆるアンチといわれる方々から見ればΩ厨と呼んでもらえる程度には好感をもってこれまで視聴してきたのではないかと自分では思っています。
で す が。
終盤を迎えたここに至って、『Ω』としてのストーリーがすっかり破綻してしまっていることに落胆を隠しきれなくなってきました。
破綻と言うと言いすぎかもしれません。
一応、ストーリーの発端である事象の数々はここ数週間でなんとか畳みにかかってはいるようですから。
しかし物語とは、大筋だけが通っていればいいというものではないはずです。
これまでΩは、近年のアニメとしては破格の長さの一年50話もかけて物語が紡がれてきました。
その間、旧作とは一線を画した新たなストーリーを構築するべく、新機軸のキャラが何人か投入され、数々の伏線が貼られてきました。
そうすることによってストーリーに奥行きと深さを与えるつもりが製作者にあったことは明白です。
ですがその内のいくつもが中途半端な形で放置され、あるいは故意に破棄されたままのような形で結末を迎えようとしています。
これは物語としてどうなんでしょう?
そしてこれだけの時間をかけた挙句、作品をそういった形でしか送り出せなかった製作者の力量、そして感覚というのはプロとしてどうなんでしょう?
なんだかものすごく上から目線の偉そうな物言いになっていることは自覚しています。
それでも、さすがにそこまで言いたくなるひどさだと思います。
事細かに思うところを全部書きだすような真似はしません。面倒くさいし ←
それでもいくつかは、どうしても納得行かないのでリストアップします。本当に少しです。

・中途半端な旧青銅一軍の出し方(謎の男さんとかOPだけに出てくる兄さんとか
・裏切りの市先輩のフォローまだー?
・シャイナさんどこ行った?これだけ地球は壊滅的な危機に陥っているのに出てこないのが不自然過ぎる
・無理矢理だったアリアの推しっぷりと、死後の忘れられっぷりの落差(エデン除く ←
・黄金聖闘士の扱いの落差(主に残ったメンツにに関しての疑問)
・マルスの事情に関する後付感(これは個人的に抱いているだけですが

まあごく一部ですが、こんなもんです。
他にも水瓶聖衣に取り付いていた髑髏は一体なんだったんだとか、どう見ても生きていたパラドクスさんはどこ行ったんだとか、現行青銅男性陣の扱いがひどすぎるとか、枚挙すれば暇はないんですけども。
半分くらいは、最後にはどうにかなっているだろうと高を括って(もしくは期待して)見ていたのですが、どうやら回収が絶望的な様相を呈してきたのでリストアップしてみました。
パライストラの面々が閉じ込められてるなんとかピラー(真面目にど忘れ)も、どうにかされる予定はあるのかと危ぶんでいる最中ですが、それは最終話の後日談なのでまだ挙げるべきではないですね。

挙げた中で一番不満に思っているのは、アリアのことだったりします。
この50話で軽くブチ切れましたw
あれだけ重要人物扱いしておいたくせに、星矢復活のシーンではシルエットのみ(しかもわかりにくい)とかありえないでしょう。
せめて半透明でも姿を出して欲しかった。あれだけ押した以上、そうするのが筋じゃないかな、と。
某所で彼女が散々叩かれているのは知っています。
ゴリ押ししたスタッフがボロクソに言われているのも知ってます。
ここからは邪推ですが、製作者側もある程度そのことをわかっているのかなと、ちょっとそう思ってしまうくらいに、自分たちで作り上げたキャラをスルーしすぎではないでしょうか。
もう出すつもりがないから、あの派手な最期のシーンを仕立てたのだろうことはわかりますが(しかもそれすら突然のマルスの激高によるもので流れとしてはどこか不自然でした)、それでも今回のような重要なシーンでは空に浮かんでいる描写くらいするのが『星矢』ではないのかなと。
最初に重要キャラとして作ったのなら、せめて最後まで押し通すくらいの覚悟がなければあのゴリ押しはするべきではなかったのではないかと思います。
これも邪推になりますが、アリアをプッシュしたいがために遺跡編を異様に長引かせたようにも見えました。
実情はわかりませんが、それでもそのせいで十二宮編が駆け足になってしまたことは尺から見ても明らかです。
制作側には当初、そこまでしてもアリアとその設定を使ってやりたかったことが他にあったのではないかと思います。
でも何らかの理由で、無難な方向に舵を切リ直してしまった。でもそれは当初と方向性が違っているため、あちこちにほころびが見えている。
現状は、そんなところなのではないかと愚考しています。
その『何らかの理由』がなにかは知りません。
しかし方向を変えた以上、それ以前の方針を間違っていたと断じてしまったというところなのでしょう。
でもプロなら、どうせだったら貫き通して欲しかった。
某全裸の人も言ってます。
「過ちを気に病むことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ」って。
認めるまでは良かったものの、糧にすることができなかったんですね(´・ω・`)
お陰で、ひどく中途半端なものになってしまっています。
あと一話で全てを回収することはできないでしょう。
4月からの2期は監督も変わるとのことですし、色々と一新されるようなので、マルス編の落とし前は次の一回だけでつけるしかないですよね。
拾えるところはできる限り拾って、せめて次章がスッキリと初められるような結末になることを願います。

溜まっていたものがあったのかいろいろ一気に書いてしまいましたが、それでも私はΩが嫌いなわけではないですよ。
二次創作したくなるほどのめり込んでいるわけでもないですけどねw