2013/04/24

春アニメ感想 & 拍手お礼

お久しぶりです。
毎週のΩレビューをやらなくなった途端、あっという間に過疎化した感のある当ブログにご来訪いただきましてありがとうございます。
毎週書いていたものを突然放棄するというのは、楽な反面、気持ちが悪いという程でもないものの、なんだかおさまりが悪いというか妙な気分です。

まあ、楽ですけどね。 ←大事なことなので二回(ry

さて、表題の件です。
4月から始まった今期の新番組、当地で見れるもので気になったものはひと通り視聴したと思いますので、それぞれの個人的評価などざっと書きなぐってみたいと思います。
とりあえず、見たものは以下。
自分メモも兼ねて放送局も書いてみました。

・進撃の巨人(HTB)
・宇宙戦艦ヤマト2199(HBC)
・革命機ヴァルヴレイヴ(HBC)
・銀河機攻隊 マジェスティックプリンス(HBC)
・翠星のガルガンティア(BS11)
・RDG レッドデータガール(BS11)
・DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION(BS-TBS)
・はたらく魔王さま!(ニコニコチャンネル)

半分近くはBSです。
地上波だけだったらほとんど見れていなかったのかと思うと、いい時代になったなと感慨に浸るしかありません。
しかもひとつはネットですからね。本当に良い時代になったもんだと。

では各作品について少しばかり。

・進撃の巨人:
 グロいとの前評判を聞きましたが、噂通りでした。
 でも個人的にそういうのは全然平気なのでなんともないですw
 どっちかというと人が捕食されてしまうシーンよりも巨人の気持ち悪さが苦手かも。あのイっちゃった顔つきとかね。ああいうの苦手。
 ストーリーは目が覚めるほど面白いです。比喩ではなく、どんなに眠い時に見ても本当に一発で目が覚めるんです。季節柄どうにも眠くて、あまり面白くないとすぐに寝てしまうんですが、これはいい目覚ましになります。
 だからまだやらなきゃならないことがあるときにも見てみたりして、結局なにもできなくなるというw
 まだまだ序盤なので対巨人の戦闘アクションはあまり出てきていないのですが、OPを見ると動きというかカメラワークが凄いのでものすごく期待してます。
 それから、なんといっても音楽がいいです。UCの澤野弘之氏が担当されてるだけあってさすがの重厚感。サントラ出たら買うかも。
 視聴継続決定。


・宇宙戦艦ヤマト2199:
 劇場公開→OVA販売という機動戦士ガンダムUCと同じ商業スタイルだったものが、なんとテレビ放映(しかもほぼ全国?)!
 何年か前に復活篇とかいう劇場版がありまして、それでものすごくがっかりした経験があったので2199には手を出していなかったんですが、その判断が心底悔やまれる良作です。あの時は本気で、もうヤマトには二度と手を出すまいと心に誓ったくらいにはひどい作品だったんですが……(感涙)
 古参のファンが多い名作のフルリメイクという点も付け加えると、今期一番の期待作と見ていいんでしょうか。
 OVAをそのまま放映しているのか、絵も他の作品とは段違いに綺麗です。キャラデザもいい感じですし。女の子が皆綺麗で眼福。雪さん以外にも女性が多くて嬉しいですw
 男性陣もイケメン揃いで、中でも古代(兄)さんが好みのイケメンすぎて一話退場が非常に惜しかったです。旧作ではあの後、ガミラス捕虜→イスカンダルのスターシャの婿に収まってましたが、あの描写でそれは無理すぎる気がします。そのへんはどうなるのか気になります
 ストーリー的には昔の作品にありがちだった穴を現代的手法で丁寧に埋めていっている感じですね。
 古い作品ではよくあった「なwにwそwれw」的な部分が綺麗に補完されていて面白いです。
 今後も期待。当然視聴継続です。


・革命機ヴァルヴレイヴ
 サンライズのロボアニメというのでかなり期待していた一作。
 ……なんですが、ちょっと期待はずれの匂いがプンプンしてます。
 まだ一話しか見ていないので決め付けることはしないでおこうとは思いますが。
 二話目も録れてはいるんですが、一話があまり興味を惹かれるものではなかったので時間を割いてまで見る気がしない。
 登場人物たちがやたらとSNSを使っていたり、学生ばかりが出てきたり、あとはそもそものキャラデザの感じからものすごくギルティ・クラウンを彷彿とさせます。
 あれは全部見れたのでこれも大丈夫かな、なんて思う時点でかなり自分の中での期待値は下がってますねw
 とりあえずこれは様子見です。
 もしかしたらもう何話か見て、切るかもしれないです。


・銀河機攻隊 マジェスティックプリンス(HBC)
 監督がヨルムンガンドの元永慶太郎氏ということで、これまた期待していた一作。
 ……なんですが(二回目)、ちょっと期待はずれ(ry
 そもそもキャラデザがちょっと苦手なので、その点ではヴァルヴレイヴより初期の期待値は低かったんですけどね。でも同じキャラデザでもスクライドとかヒロイック・エイジは面白く見れたので、後はお話次第かなと思ってもいましたが。
 とりあえず2話視聴した時点では微妙です。
 一番の問題点はストーリーかな。個人的にはあまり面白いとは思えません。1話はなんとか見れたんですが、2話は途中で寝てしまいましたw
 後はあのゆるいメインキャラ達の雰囲気も苦手なのかもしれません。少なくともキャラ同士のあの手の掛け合いというかギャグがあまり好みではないので、そういうのが好きな方なら普通に面白いんじゃないでしょうか。
 途中から化けるというか、シリアス度が増すのなら期待できそうですが、そこまで見続けられるかというのが肝かと。
 メカ描写に関しては流石のサンライズといったところだと思いますが、私はそこまでロボオタクじゃないのですわ。←
 とりあえず3話で寝なかったらもうちょっと見てみようかと思います。
 切る可能性が高いですが。


・翠星のガルガンティア(BS11)
 辛口評価が続きましたが、これは素直に高評価したいと思います。
 自分的には今期イチオシです!
 冒頭はよくあるSFロボアニメのようでしたが、蓋を開けてみれば異世界トリップものに近い雰囲気。全然異世界になんて飛んでないですけど。主人公の置かれた落差的な意味で。
 なので、ロボアニメ苦手な方も比較的見やすい作品なのではないかと思います。
 なんといってもロボット(チェインバー)がただの乗り物や兵器ではなく(普通に高性能で強いけど)、喋るというのがポイント高いです。
 もういくつだったか覚えていないくらい小さい頃に見たナイトライダーのキットとか大好きだったんですよw 近年ではフルメタル・パニックのアルですね。あれも大好き。
 そんな最先端AIを搭載のメカと、技術レベル的にはるかに後退したとおぼしき廃墟のようなガルガンティア船団の組み合わせは絵的にもすごくいいです!
 そこへさらにボーイミーツガールときたら何もかもが好みすぎてハマらないわけがないですw
 そういえば主人公レド少尉の声、石川界人さんという若手の方なんですが、ものすごく好みのいいお声でそれもまた良しでございますw
 ただひとつ心配なのは、構成と脚本があの虚淵玄氏であるということでしょうか。
 バッドエンドにならないよう祈るばかりです。
 というか、これが1クールものだというのが今から残念でなりません。
 ここまで書けば当たり前ですが視聴継続です。


・RDG レッドデータガール(BS11)
 タイトルからはよくある萌えものかと思っていたのですが、全く違ってましたw
 おさげで眼鏡で巫女さんで、って、これだけ上げれば萌え系っぽくはありますが、違います。
 眼鏡のフレームが赤いのだけは微妙な気がしますが、泉水子さんは基本的に可愛いです。
 相楽深行の綺麗な顔に似合わない図太い性格なんかも中学生~高校生だと思って見ていれば可愛げがあるように見えてくる不思議。声がUCのバナージをやってらっしゃる内山昂輝氏なのも嬉しいところ。
 緩急ありながらも静かな雰囲気で進んでいくストーリーは良い感じです。
 先が全く読めないので、今後の展開を楽しみに見続けようと思います。
 そういえばガルガンティアの石川界人さん、まだ出てきていないキャラの声を当ててらっしゃるようで、それもまた楽しみ。
 


・DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION
 元がゲームということで、どんなものかと思って見てみました。
 1話を見ての感想「まあ、思ってたよりは面白いかな」
 2話目「ちょっと微妙?」
 というわけで、3話目で切るかどうか決めます。
 今のところ、あまり好みではないんですよね。


・はたらく魔王さま!
 タイトルからして苦手な雰囲気バリバリだったんですが、とりあえず見てみました。
 そうしたら意外や意外! むちゃくちゃ面白かったw
 基本的にギャグってあまり好みではないはずなんですけど、これは面白かった。
 これ見てたらなんか「仕事探そう!」って思えました\(^o^)/


以上、今期アニメの大体の感想でした。
そういえばヤマト、ガルガンティア、魔王さまの3作品とも、謎の言語をばっちりと発音してくれる作品が多いような気がしますが、ただの偶然なのか謎の流行りなのか。
古くは(知っている限り)マクロスからそういう作品はありましたが、こうも重なったのは初めて見ました。
特にガルガンティアのCMには度肝を抜かれましたねw
謎語で宣伝されてもわかりませんてwインパクトはものすごいですけどw


[番外]聖闘士星矢Ω 新生聖衣編
 新番組ってわけではないんですけど、内容刷新でガラッと変わったのでちょっとだけ。
 旧作テイストに近づける努力がものすごく見えますね。昔からのファンとしては悪くないです。OPからアイキャッチまで旧作調で、いいんじゃないでしょうか。
 ただΩに関してはマルス編を一年も掛けてやったという実績もある以上、その一年をまるっきり無駄にはしないで欲しいという気もします。
 今週(54話)は、羅喜とユナがせっかく再開したというのに、アリアのことには一言も言及しなかったというのは少し寂しかったです。普通に考えれば、羅喜がアリアのことを気にしていてもいいはずなんですよね。
 勿論、貴鬼に色々聞いたというのも考えられますけど。
 新キャラの昴については、これ以上人数が増えてもウザいだけではと危惧していたのですが、今のスタッフ(監督?)はなかなかバランス感覚が良いお方のようです。全然気になりません。
 これってなにげに凄いことじゃないかと思います。邪魔じゃないけど、空気でもない。
 声も大ベテランの水島裕ということでどうなることかと思っていましたが、全然違和感ないですね。
 それにしたって12歳だというのなら、もっと若手を使えばいいのにと思わないでもなかったのですが、某所で考察を読んで考えを改めました。成る程、そうですか。それなら確かにベテラン使ったほうがいいわ。うん。
 というわけで引き続き楽しみに継続視聴して参ります。


前回の本館更新後に拍手をくださったお客様、いつもありがとうございます!
励みになります。
……が!
大変申し訳ありません。
ここ数ヶ月、色々と小さいながらも私事が立て込んでいるせいで落ち着かず、続きを全く書けていない状況が続いております。
既にストックもだいぶ消費してしまっている状況ですので、しばらく更新を見合わせようと考えています。
続きを楽しみにしてくださっているお客様には大変申し訳ないのですが、しばらくお休みを頂きたいと思います。
後ほど本館の方にも告知は出すつもりですが、とりあえずはこちらでお知らせしておきます。
どうもすみません。
気長にお待ちいただければ幸いです。

2013/04/01

Ω51話 #seiya

ついに最終回(マルス編の)でした。
一年て早いです……


・特別OP『忙しい人のための聖闘士星矢Ω』『Ω一年の軌跡』なかなか良かったです。これまでを振り返る総集編のOPって珍しいですよね。神作画シーンばかり選んでありました。

・作画も動きも背景も、とにかく目に映る何もかもがいい。終盤の真っ白背景線画も、賛否ありそうな描写だとわかっていながらあえてやった感がひしひしと伝わってくる。あれじゃなきゃ表現できなかったんだろうな。今風に、もっと別のエフェクトできれいに凄まじい感を出すこともできただろうけど、『星矢』にはあの手描きの泥臭さがよく似合うと個人的には思います。

・アプスさんのOっぱいにびっくり。すべての生まれと滅びを支配すると自己紹介していたけど、両性具有だっととは。そう思えば声もなんとなく美輪明h(ry
それはともかく、デザインは秀逸。ラスボスとして申し分ない。

・黄金聖衣砕け過ぎ。悪い意味ではなく。
最初に羽根が散ったのはぶっちゃけ大人の事情かなと思ったけど、以降はアプスの凄まじさを表すにはそれしかなかったと思う。壊れ方もちょっと珍しい感じだったのもいい。光牙をボロボロにしすぎては話が終わってしまうし、ノーダメージに見えてはいけないわけだし。
……とか思っていたら、想像以上に光牙自身もボロボロになって驚いた。腕が燃えているような描写は斬新すぎて怖かった。

・Bパート冒頭の光牙の対アプス演説、緑川氏の熱演がひたすら素晴らしかった。やっぱりうまいなぁ

・皆の元気玉演出は想定内だったけど、仲間たちの決め台詞を光牙がちゃんと復唱してくれたのは想定外。『仲間』を全員きっちり認識してる、大事にしている感じが伝わった。結局全員が傍観要員になっているしかない状況だけど、光牙は皆と一緒に戦っているんだと、そう思える演出だった。

・「沙織さん、先に行ってくれ」「光牙!?」「大丈夫だ」
この後におめめキラキラにさせて「俺を信じろ」と言い出したらどうしようかと思ったGWファンは私だけじゃないって信じてる(`・ω・´)
そして「さよなら、沙織さん」て続いたらどうしようってきっとみんな思ったよね! ←

・そして仲間から受け取ったツインバスターライフル元気玉でアプスを撃破し「任務……完了!」って言ってJUST COMMUNICATIONをBGMに戻ってきてくれるところまでを脳裏に一瞬で描いた人が一体どのくらいいたのかなんてとこまで考えてしまってちょっと死にたい

・アリアの杖、最期の大仕事。
光牙を救い、何もかもをホワイトアウトさせるほどの光量。この演出は本当に良かった。手抜きという人もいるようだけど、ものすごく手間がかかってると思う。このシーンだけで何枚書いたのか。

・沙織と星矢の薄情っぷりに違和感。なんでそんなに諦めてるの?

・最後の最後でアリア!!! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
しかもセリフ付き!!! 
ぎゅーしたままで光の粒になって消えていくのがあまりにも悲しい(´;ω;`)

・アリアの光が皆の魔傷を、傷跡を癒していく。
でもマルスとソニアは生き返るとかではなく、単に赦されたという描写なんだろうな
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

・皆の前に戻ってきた光牙がにこりと笑んだところでエンド(←掛けてるつもり)
尺がなかったんだろうな……

と、ここまでがマルス編最終話の感想です。
この回だけで見ればすごく良かったと思います。まさにスタッフ入魂回だったのではないでしょうか。
絵の力ってすごいです。概ね綺麗にまとまったように見えました。
でもシリーズとして通してみれば、どうしてもスルーできない部分がいくつも浮かび上がってきて、一つのまとまったストーリーとしてはどうなのかなというのがこのマルス編に関しての個人的な評価です。
点数を付けるような真似は、私はそこまでお偉い視聴者様ではないのでしませんしできません。
総評としては可もなく不可もなしといったところかと。熱烈な旧作ファンや信者以外には、と但し書きがつくかと思いますが。
ちなみに今のところ個人的にスルーしかねる点でぱっと思いつくのは以下。

・シャイナさんどこ行った?
・パライストラの皆さんどうなった?
・沙織さんがこれほどまでに何もしない(できない)なんて
・エデンの髪色変更の理由不明のまま
・生存描写のあったパラドクスさん行方不明
・十二宮や世界を支えていた黄金の皆さんどうしてるの?
・旧青銅一軍の皆さんは…?

地球の被害状況は?というのは、ポセイドン編なんかの前例もありますのでその点については追求しないのがフェアでしょう。
加害者は皆亡くなってしまいましたしね。
細かい部分を突き詰めればいろいろと言いたいことも出てくるでしょうが、別に重箱の隅をつつく趣味も、基本的には一年間楽しませてもらったΩという作品を叩くつもりもないので、これ以上の言及はなしにしておきます。

そして何回か前に書いたとおり、Ωの各話にこうして感想を述べるのも、これで最後にしておきます。
なにか書こうとする余り、見方が厳しくなっていっているような気が終盤に向かうほどしていました。
楽しかったからこうして感想を書き留めていたはずだったのに、これでは本末転倒です。
新章は初心に戻って、ただ楽しく視聴しようと思います。
これまで感想とも言えないただのツッコミにお付き合い下さったお客様にはお礼を。
どうもありがとうございました<(_ _)>

また絶賛放置ブログに戻りますw

最後の最後になりますが、先日の本館更新後に拍手をくださったお客様、どうもありがとうございました!
こちらの更新が遅くなるので今後はお礼をいう機会が減って間延びしまいますが、本当は拍手を頂いたら即お礼を言いたくてしかたがないんです><
今後とも、どうぞよろしくお願い致します!


2013/03/27

Ω50話 #seiya

『マルス編』最終局面です。
今回はあえてさらっと。久しぶりの実況風で。

・黒かっこいい光牙
・ヒロインユナとその他青銅(´;ω;`)
・まだあなたの心の中に光がある→光=小宇宙=命(超訳)と取れば沙織さんはやっぱり沙織さんだったのだと謎の感動ができる。
・アリアの形をした光が星矢を解き放った!
・ついに星矢復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
・やっと沙織さんも目を開けた。この描写では沙織さんにとって星矢>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>光牙としか映らない……
・ここでまさかの過去話。実はマルスに助けられていた星矢っておい
・アプスやっぱりやばいかもと敵である星矢を保険にとっておいたとか、マルスさんの小物っぷりに更なる箔を付けなくてもw
・やたらとユナを気にかけてくれる星矢。お姫様抱っこは絵的に眼福
・ユナさん捨て身の抱きつき攻撃でアプス除霊。
・思春期の男の子は殴って言うこと聞かせるよりも(ry
・派手に砕け散ったペガサス聖衣。次章への伏線?
・でもこの黒光牙も聞き納めかと思うと寂しいなぁ
・その他三人+一人をもっと活躍させたげてよぉ!
・伝統の射手座レンタルがあるとは思ってなかった。これはいい意味で不意打ち。黄金が意外と似合ってる光牙。マフラー付きってのが微笑ましいw
・アプス(CVカミーユ)。星矢的にここはシオンというべきなんだろうけど、声がシオンというよりカミーユなんだよなぁ
・というところで、Twitterで見たあるつぶやきが思い出されるw
『新主人公ヒイロが、アムロに導かれたり、トロワや、一度は敵対したジュドーに助けられたり、アンジェロと一緒に戦ったりしながら、ハマーン様やアスランの手引きで覚醒した、闇の神カミーユと、次週決戦。』なにこのガノタほいほいw


以上です。
思い出しながら書いているので、順序が前後しているかもしれません。
ていうか絶対してますが、どうぞご寛恕願います。

さて、以下は愚痴になります。
今のΩに全く不満がないという方は、お読みにならないほうがいいと思います。


一応折りたたんでおきます。


2013/03/20

Ω49話 #seiya

火星編も佳境に入ってきた上に、今回は作画が良かったですね。
作画もそうなんですが、戦闘シーンを始めいちいち絵の見せ方が良かった。
絵コンテがいいというやつなのかな? よくわかんないですがw
ともかく、久しぶりに画面に釘付けになりました。

・アプス光牙
えらくわっるい顔してますね! 初めて光牙を格好いいと思いました! ←
「アテナ……」と呟く声がまんまヒイロ声でこれまた素敵。
私にとっての緑川氏というのはやはり一にヒイロ・ユイ、二でゼルガディスといったクールキャラ担当なので、一年近く見続けてきた今になっても光牙の高めで明るい声には違和感を覚え続けていたりします。
もしかしてこのアプス光牙をさせるために緑川氏を選んだ……わけがないですね。
それにしても強い。エデンも圧倒的に強いんですが、アプス光牙さんも絶望的に強い。
ネガっぽい描写も効果的でしたね。
「消えろ」なんていう声補正も相まって無茶苦茶素敵ですw

……で、誰が倒すのこれ(゚∀゚)?


・母と息子
対マルスのときよりも、この親子の対面には緊張感がありました。
Ω恒例の過去話がここでも入ってしまったら台無しだよなぁなんて思っていたのですが、杞憂に済んでよかったです。
「母上、もう……終わりにしましょう」のどこか清々した口調と吹っ切れた様子の笑顔が痛々しくて切ない。
アリアの願い=世界の大義>親子の情と割りきって、完全に覚悟を決めたのでしょうが、対するメディアは自分の負の感情や息子に対する愛情(執着?)をごっちゃにして、欲深さが出てしまったように感じます。
アモールを切り捨てた非情さをエデンにも向けることができたなら、彼女の野望は達成できたはずです。
でもその『望み』を彼女は一人で手にしたいわけではなかったということなんでしょう。
結局のところメディアは『自分にとっての理想郷』を作りたかったんですね。
マルスもといルードヴィグもそうだったわけですが、二人のそれは終着点が違っていたというのがマルスにとっての不幸だったのでしょう。
メディアにとってはマルスも理想郷作りの素材でしかなかったわけですから。
自分の標榜する正義がまかり通る絶対的な世界を求めたマルスに対して、メディアにとってのそこは決して自分一人さえ良ければいいという世界ではなく、闇を抱えた彼女でも他の人間と同じように心安らかに過ごせる世界。
平たくいえば彼女が迫害されることもなく肉親と幸せに過ごせる世界が欲しいという、それだけの望みだったように思えます。
そういう場所なら彼女に近しい人間も必須というのもわからなくもありませんが、それだけのためにしては随分回りくどく大掛かりで犠牲の多いやり方を選んだものです。
それほどまでに彼女の『闇』へのコンプレックスと『光』への憎しみは強かったとも言えますが、あまりにも独善的に過ぎます。
しかしそんな度を越したエゴを、メディアはなぜか息子が受容してくれる、いずれわかってくれると思っていたフシがあるのが不思議でなりません。
やはり例のアモール劇場は真実であったのだと考えていいと思うのですが、それにしては恐らくは幼い頃から同じ道を歩んできた弟さえも捨て駒にしたというのに、反抗する息子に苛立ちは見せはしても最後まで気遣い、あまつさえその身を呈してまでアプスから守ってみせた行為にはほとほと理解に苦しみます。
実の子だからという理由だけでは、少なくとも私は納得できません。あれだけ慕ってきていた弟を無情に見捨てた後ではね。
弟と息子では違う? 姉弟の間の情と、実の子に対する愛情は違う?
「なぜあなたを闇に育てなかったのか」と悔やむ言葉をつぶやいていましたが、この意味は深い気がします。
そして「アリアに近づけるのではなかった」とも言っていました。
皮肉にもアリアの杖に助けられた時に出た言葉でしたが、この辺りからは実は闇を疎み光に焦がれてやまなかったともとれます。
自分では、わかっていなかったのかもしれません。
結局悔いるでもなく、謝罪するでもなく、メディアは自ら引き寄せたアプスによって命を落としました。
その心の中はわからずじまいの幕引きとなりましたが、メディア自身、最期の行動も自分ではよくわからないままやってしまったことだったのかもと考えれば、少しだけ腑に落ちるような気もします。


・アリアの杖
対アプス最終宝具だったようですが、意外とあっさり壊れてしまいました。
メディアの予定通りことが進んでいても、あれでアプスを制御するのは無理だったのではないかと思わせる脆さ。
でもエデンに直接の親殺しをさせなかった点については評価できます。
そして最後にクレバスの中に落ちて行きましたが、そこから光が……!
これは次回サブタイに名前の出てるあの人が復活するフラグなのか(゚∀゚)


・青銅のみなさん
男性陣の一把一絡げな扱いはどうにかならないものかと。
そしてどこか無理矢理な感じでヒロインポジに押し上げられているユナ。
この流れだとアプスから光牙を取り戻すのに甚大な貢献をするだろうことは目に見えてますが、彼女一人に押し付けるのも可哀想な気がします。
もうちょっと皆で力を合わせてもいいんじゃないかな(´・ω・`)


あと二話でどう収拾をつけるのか。
今回くらいのクオリティで見せられると、どうしても楽しみになります。
来週も期待!(゚∀゚)


毎度最後ですみません。
前回のこちらのブログ更新後に拍手をくださったお客様、どうもありがとうございました!
今週は結構たくさんいただいていて驚きつつも嬉しいです(*^ー^)

2013/03/14

Ω48話 #seiya

マルスが倒れタイムアップとなったことによって『マルス十二宮編』が終わったとすると、前回からは『火星編』とでも言うべき最終段階に突入し、それも残すところ後3話となったわけですが。
だんだん主人公が誰だかわからなくなってきました(´・ω・`)
『敵』側の出自にも関わらず、大事に思っていた幼馴染が実父の手によって散り、姉を喪い、師を亡くし、何度か拳を合わせた相手をついには仲間として認め合い、力を合わせて実父を葬り、更には実母が最後の黒幕として控えている――これだけの業を背負っているエデンが主役じゃないということにものすごい違和感を覚えてなりません。
光牙に比べたらずっと設定が練り込まれているように思うんですが。
しかもその光牙さん、まさかのラスボス化です(´・ω・`)
このストーリーでは子供向けどころか、大人向けとしても奇をてらい過ぎている感がどうにも否めないんですが、最初から本当にこうするつもりだったのかなぁ。
十二宮に入ってから見えていた迷走感がここに来て決定的になっているようにも見えますが、でもあと三話でどうやったって決着がつくだろうことは確かなので最後までしっかり見届けたいと思います。
ここ最近のアニメでこれほど「ほんとうにどうにかなるの?」と思った作品も珍し……くないか。
エウレカセブンAOもこんな感じだったかな、そういえばw
あれも旧作の後付ストーリーで子世代が主役と言う点などは共通してると思うんですが、いろいろばら撒いてた伏線をそのままにして無理やり終わってしまった感じがありました。
細かく突っ込まなければ概ね楽しめたのでよしとしてますが、それも最後にちゃんと旧作キャラ(エウレカとレントンだけでしたが)を出張らせたお陰なので、そういう部分も含めてΩも同じ轍を踏みそうな予感バリバリです。というか、そのへんはちゃんとやって欲しいなぁ。
旧作キャラで旧ファンを釣った以上はそのくらいのサービスというかフォローはある程度やってくれてもバチは当たらないと思います。


・アモール退場
ついにこの日がやってきてしまいました(´;ω;`)
奇しくも先代の誕生日というあたりもまた切ない。
しかも前回のアモール劇場がほぼ真実だっただろうことから推察されるアモールの姉への信頼が木っ端微塵にされた上で、アプス光牙のたった一撃によってあっさりと倒されるって寂しすぎる。
ソニアと同じくらい悲しい最期だったんじゃないかと。
キャラが終始軽妙軽薄を装っていたので、ソニアほど可哀想な感じもしなかったですけども。 ←
神話ではメディアは弟をバラバラにして海にポイしたといいますし、それに比べれば全然グロさもないですよね(震え声
とりあえず儚さと悲壮感にあふれていたLC魚座とはまた全く違う、余裕のある強い魚座を見せてもらえて魚座としては満足です。
魚座魚座ってうるさいですね自分w
いや、それほど旧作の星座カーストの下層で忸怩たる思いをしていたってことなんですよ(´・ω・`)


・残存黄金結集
あれ?やっぱりパラドクスさんがいない……
貴鬼とハービンジャーが登っている最中で玄武に引っ張りあげられてしまったので双児宮はスルーされてしまったと考えれば納得も行くような。ただハブにされただけとも言いますが。
まあ紫龍絡みのあれこれを考えれば、玄武とパラドクスは絶対に顔を合わせちゃいけない人達だとは思います。
とすると、玄武が意図的にパラドクスを外したとも考えられるわけで。
それはともかく。
水瓶戦ラストのときもそうでしたが天秤の武器ってあんなにチート能力ありましたっけ?
単に破壊力があるだけじゃないの?
便利グッズ扱いにちょっと納得がいかないなぁ。
あまり力になりそうもない青銅よりも彼らが火星に乗り込んだほうが、という意見を、火星に行くのは大変な小宇宙を要するからだという説明で封じてみせたのはあざとい気もします。
オリジナル十二宮では瞬間移動不可だった設定がここでも踏襲されているように見せつつも天秤座聖衣のチート機能だけはキャンセルされているあたりはやはりちょっと腑に落ちません。
それから、牛と乙女! この人達、なんであんなにシレっと味方顔してるんですかw
『マルス様の統治下で骨を折りまくりたい』人と『マルスの旧友』じゃなかったでしたっけあの二人(´・ω・`)
もうなにがなんだわけがかわからないよ……


・メディア
弟は手駒として消費しても、息子だけはまだ手の内に引き入れたい様子。
やっぱり『母』なのかと思わせつつ、あっさり見捨てそうな油断ならない人です。
戦闘能力はあまりないようですが、途中で光牙に幻魔拳のような技を見せていましたし、やっぱり魔女なんだなぁ。
ところで『あの男』っていうのはやはり星矢のことなんでしょうか。

・アプスin光牙
高めに高めた光の力のお陰か、埋め込まれてから発動までかなり時間差がありましたが、養母たる沙織を思うがゆえの心に付け込まれて陥落というのが悲しいところ。
マルスといいイオニアといい、メディアは人が人を思う心を手玉に取るのが上手いようです。
そういえば結局はアモールだって、姉だけに向ける信頼(?)を利用され、踏みにじられてますね。
話が逸れました。
闇の力に屈した時同様、またしても真っ黒になって、更に今回は随分と髪も盛られてます。前髪も上がって何割か増で男前になってますw
あの天を目指す黒髪はハーデス本体を思い出させますが、ハーデスとアプスってどっちが格上なんでしょうか。
また話が逸れました。
アプスって、ぐーぐる先生にお聞きしてみるとシュメール神話で天地創造以前の混沌、奈落の意味みたいですね。アビスの語源のようなものなのかな。
まあなんにせよ、奈落の底とか混沌とか、そういうイメージなのはわかりました。
とにかくなんかすごいんですね ←
問題なのは、花魁のごとき歩みのくせに攻撃を受けると恐ろしい速さでカウンターを返すあの謎仕様です。
緩慢で気怠げでありながらどことなくムーンウォークな歩きと素早い攻撃のギャップが只者ではない感を増幅させてはいますが、ぶっちゃけあの前進姿はヘンです。


・エデン
美味しいところを全力で持っていく意気込みを感じる引きでしたが、こういう時に限って、次回が始まって瞬殺かそれに近い短時間での敗退になりそうな予感がちょっとします(´・ω・`)


先週のこちらのブログ更新後に本館から拍手を頂いたお客様へ。
いつもどうもありがとうございます!
次回も頑張ります(*^ー^)

2013/03/05

Ω47話 #seiya

とうとう時間切れになってしまいました。
それでもまだ戦闘は続くとなると、せっかく設けた12時間というタイムリミットはあまり意味がなかったように思えてしまいます。
結構余裕もあったんだし、せめてアモール戦くらいは時間内に済ませて欲しかったです。

・嬶天下
ついに息子の前に現れて、臆面もなく自らの野望の一端を暴露したメディア。
夫だった男に対しても、全く悼む様子もありません。
マルスによって増幅された闇を嬉しげに回収、自分の身体では受け止めきれないとかなんとか言いつつ弟にその闇の力を押し付けました。
ここでついにアモールの死亡フラグが立ったように思います。
そういえばマルスが着ていた銀河模様の防具ってギャラクシーメイルて言うんですね。


・アモールシアター\(^o^)/
中々すごいネーミングですが、興行作品もこれまでの黄金聖闘士達の語りとは一線を画する斬新な人形劇仕立て。
しかもそこまでしておいて、その話は嘘だと平気で嘯く。
でも人形劇でやらせた話、本当なんだろうな。
押し付けられた闇の力は、やはり相当きついようですね。
それにしても魚座がまさかここまで粘ってくれるとは十二宮編開始当初は夢にも思っていませんでした。
ここまで来ると悪役でもなんでも構わないから、最強感を醸し出しつつできるだけ粘って欲しいです。
自分が魚座だからでしょうが、だんだん愛着が湧いてきましたw


・テラフォーミング開始
恐るべき勢いで開発されていく火星。マグマが吹き出し、雲が空を覆い、氷が溶けて川ができる。
そしてぽつねんと生えてる『気になる木』。沙織さんが埋まってます。
その前でひとりごちるメディア。「あのお方」が近々降臨するらしい。
ということはメディアがラスボスではないのか。
それはともかく、火星の自然環境が何やら気持ち悪い。
水の描写は綺麗なんですけど、地面と空を繋いでる謎の有機的な柱っぽいなにかが粘っこく見えて非常に不気味。


・黄金対マーシアン戦終了
やっと終わったようですが、勝ったわけでもないらしいことがハービンジャーの台詞から明らかに。
逃げ出したとのことですが、マルスが倒れたせいで洗脳のようなものでも解けたのかな。
ていうか結局、マーシアンってなんだったんですかね……


・ペガサス幻想
BGM+ペガサス流星拳のコンボはこれまで必殺だったわけですが、ついにその伝説も終わりですw
お決まりのように驚くアモールが妙に棒読みだと思ったら案の定でした。
あっさり回避。
こういう外し方って新しいわぁw やっぱりこの魚座、憎めない。
そして出た「アプス様」というラスボスらしき名前。
しかも光牙絡みで目覚めるとなると、光牙がまさかのラスボス化か。
主役でラスボスって、これも結構新しいかも。
でもどうするの? 誰が倒すの( ゚д゚)?


・黄金集結!
次回予告。
貴鬼、ハービンジャー、フドウに玄武が少なくとも集結してなにかやらかすようですが、パラドクスさんどうしました?
たしか生きてたはずですよね?


番外:二期について
噂を聞いた当初は懐疑的だったんですが、確定情報が公式から出ましたので信じざるを得ません。
次なる敵はパラス。そして彼女に使えるパラサイト。
そういえばパラス・アテナって言いますもんね。
ちなみに私にとってパラスなんちゃらというと、パラス・アテネをまっさきに思い浮かべてしまうんですけど、これって普通ですよね?(真顔
で、パラス・アテナ。なんのことやらと思って随分昔に調べましたが忘れてしまったのでもう一回調べてみました。
子供の頃に誤って殺してしまった友達の名前を冠したんだとか。
でもその話だと、ゼウスの頭を割って生まれたアテナ、という話とは別になるらしいのですが、
こまけぇこたあいいんだよってことなんでしょうか。
そして敵戦士となるパラサイト。
時を操る能力があるとのことですが……どっかで水瓶座にねじ込まれてませんでしたっけ、そういうひと。
なんか関係があるんでしょうか。
栄斗との因縁もなんだか不完全燃焼気味だったし、なにより時貞自身が妙な独白をしただけで退場となりましたし、非常に歯切れの悪い終わり方だったんですよね。
何かしら繋がりがあって、疑問がある程度解消されるといいなとも思うんですが……監督が変わるという話もありますし、あまり期待しないほうがいいのかな。
それからこのパラサイト。
各所でそのネーミングがネタにされてますけど、パラス(幼女)にくっついてるパラサイト(寄生虫。転じて結婚もしないで親元で暮らす非リア)って、やっぱりちょっと笑えます。
しかも3級から1級まであるとか。『1級のパラサイト』ってなんかすごくつよそうw
そして敵の(主にネーミングに関する)意外性以上に意外だった新キャラの昴くん。
鋼鉄聖闘士って……(絶句
はっきり言って滅茶苦茶驚きました。
料理するのはものすごく難しい素材だと思いますが、どう扱うつもりなのか非常に興味はあります。
というわけで二期も絶賛支持。
正直なところΩって、玩具展開もほとんどしてないし、DVDなんかの売上もそれほど良くないというような話も聞いたし、続くなんて全然思ってなかったんですよ。
なのでまあ、戸惑いつつも嬉しいです。
ただ、毎週こうやってレビューを書くのはやめにしておこうと思っています。
一年近く続けて、正直疲れました……遅筆なもので。
たまに気が向いたらちらりと書く程度にとどめておこうと思います。
ツイッターでもいいんですけどねw

2013/03/01

雑記

たまにはつぶやきブログらしくとりとめのないことでも書いてみようと思います。


ついに三月に入ってしまいました。
今日は1日。ということは、明日は2日です!(書いている時点では後30分ほどで日付が変わるわけですがw)
2013年3月2日ってことは、ついに機動戦士ガンダムUC/episode 6「宇宙と地球と」の劇場上映ですよ!!
うわあ……楽しみすぎてドキドキするw
でも明日明後日すぐには見れないことも確定しているからものすごくがっかりもしてる……(´・ω・`)
2以降(だったかな)ずっと一発目は劇場で見てるので今回も行く予定なんですが、今週は諸事情により無理なので来週までお預けなのです(´;ω;`)

でもまあ、見れることは見れるので大人しく待ちます。
それに先駆けて、前回のEP5など見なおしてみたりしました。
もう何回目かって感じですけども(笑)
何度見ても高高度の空の描写が素晴らしい。
下に雲があって、ラー・カイラムの影も写ってる。
見上げる空の色も宇宙が透けてるかのようで、絵であることを忘れます。
戦闘シーンもとにかく素晴らしい。いちいち細かいんですよね。あれこれ語ると見識の浅さがバレるのであえて語りませんけどもw
そしてストーリーとキャラの描写もいいです。舞台としては狭いんですけど、その分濃密。
出番は少ないものの確実に美味しい部分を持っていくブライトさん。導くというか、後押しが本当に上手な人です。……リディには効いてなかったようなのがまたブライトさんらしいというか。
マリーダのためにひたすら体を張って頑張って、最後にようやく「俺を一人にするな」と叫んだジンネマン。
アルベルトの[プル・トゥエルブ]に対する、何やら初々しい感じの態度が少しばかりウザいというかキモいというか。そういうところがむしろ可哀想というか痛々しく見えてきて同情したくなる不思議。
EP3のダグザ中佐やギルボアさんなんかもそうでしたが、オヤジの描き方がいちいち良いんですよ。良くも悪くも個性的で、キャラがそれぞれ立ってる。
若くて格好いい主役級キャラを魅力的に描くよりも、オヤジキャラを活かすのってすごく難しいと思うんですよ。それを毎度やってのけてるのがとにかく凄い。
彼らの存在があるからこそ[若くて格好いい(かわいい)]主役=バナージとミネバ、そしてリディ達が映えるわけです。
悶々と独りで悩んで後ろ向きになっていくしかないリディが闇堕ちしていくさまはあまりにも予定調和で疑問の余地がないぶんひたすら哀れで、EP1やEP2の頃の快活さを思うとまた泣けるんですよ。メインキャラの中で唯一、すべての事情を知ってしまった彼は、なにも信じられなくなっちゃったんですね。
そしてそんなリディに対して前(というか上のように感じます)にひたすら目を向けていくバナージとミネバ。その対比が決定的で、これもまた泣けます。
この二人は[信じる]ことをやめていない。
困難な状況に陥っても、言葉の通じない大人に進路を塞がれても、だから「それでも」って言える。
互いを信じているから、呼び合うことだってできる。
バナージが手を引き上げてくれることを信じて、ガルダから身一つで飛んだミネバ。
その声を確かに[聴いて]、ミネバの元へと向かったバナージ。
自分の方へと向かってくるユニコーンに気づいたミネバの笑顔。そのミネバの手をつかむバナージ。
EP1では偶然でしかなかった二人の出会いの再現です。
あのときは、こんな所で今死ぬ訳にはいかないと心の中で強く誰かに助けを求めていただろうミネバ。そんなミネバの声なき声が聞こえたかのように行動していたバナージ。
必然とも言える偶然でしたが、あのとき、そこにはなんの意志もありませんでした。
でも今は違います。互いに互いを求め、確かな意志を持って、もう一度出会った。
この正統派二段重ねのボーイミーツガール!
個人的な好みとして、熱い友情よりもこっちのほうが萌えるというか、燃えるんですw
まあ見どころは他にもてんこ盛り過ぎて長くなるのでこれ以上語るのはやめておきますが、本当に何度見てもいいわぁ(*゚∀゚*)
メカとか戦闘だけじゃなく、人間関係の描写だけでもなく、人の心の繊細な動きだけでもなく、とにかく色んな要素が一緒くたに描かれるこの作品に、ここ最近で一番ハマっている自覚は勿論大有りです。
うまくのせられてしまって、いっそ悔しいくらいですw
早くEP6観たいなぁ……


本当はΩ二期についても語るつもりだったんですが、もう金曜日ですし、また次回の放映も近いのでその感想の時に一緒に書こうと思います。
今日の段階では頭がUC一色で、Ωの方向へ切り替えられそうにありません。

Ωといえば、すごく今更なんですが。
アンジェロ大尉の声って龍峰だったんですね。つい先日やっと気づきました。
私の目も耳も節穴すぎ笑……えない……(´・ω・`)
クレジットは見てるはずなんですが、キャラのイメージがまるで違うんでさらっと見逃してた&聞き逃してたようです。

でもEP6冒頭7分を一緒に見ていた6歳児は「あ、このおにいさんの声、龍峰?」と言っていた……_(:3」∠)_


先日の本館更新後に拍手をくださったお客様!
いつもどうもありがとうございます(*^ー^)
一週間以上経ってしまいましたが、この記事の一つ前にようやく後書きもどきを書きましたので、宜しければ合わせてどうぞ!