第一部・完 といった風情だった27話。
先週の予告段階で心配されていた絵のクオリティは全くの杞憂だったどころか想像以上に綺麗でした。まるでキャラが発光しているかのようなフィルタがかかっているようにも見えましたが、なんであんな特別仕様だったんでしょうか?
一方、ストーリー的には予想以上に重い展開となりました。
20話でちらりと予感していた通り、アリアが退場してしまったわけですが。
やっぱりあれはフラグだったか……(´・ω・`)
しかも最近見たアニメの中でもかなり印象に残る死の描写だったことに結構驚きました。
まさか子供向けニチアサ枠であそこまでやるとは。
死の描写というより、アリアが死へと向かう過程ですね。それが懇切丁寧に描かれていて、背筋が寒くなるほどでした。
アリアのたどった軌跡をまとめますと
1.闇の遺跡の糾弾により、望んだものでなかったとはいえ自らが犯した罪を自覚し闇に沈みかける
2.エデンが闇に飲まれかけていることを察し、助けるために(エデンだけではないけれど)闇を照らす光になることを望む
3.自らの罪を認めたからこそ、過去のエデンの無思慮な行いもまた悪気があったものではないと知り、純粋にそれを喜ぶ強さを得る
4.闇そのものになりかけた光牙を救うほどの光を発揮
5.圧倒的なマルスの力に脅かされながらも、はっきりと反抗の意思を表す
6.集まったコスモクリスタルを使って謎の杖召喚。もしくは変換。
7.「アテナとして覚醒(マルス談)」して光の小宇宙MAXへ
8.絵面的にはまさに『アテナの元に集まった聖闘士たち!』を完全再現
……と、ここまでは登場初期からただひたすら弱く、涙を流すことしかできなかったアリアの劇的な成長が描かれています。
マルスの言うアテナに覚醒したというのがいまいち意味がわかりませんが(沙織さんが転生したアテナそのものである以上、別人が覚醒もクソもない)、神に匹敵する力を持つ何者かとして重用されてしかるべき存在にクラスアップしたことは確かです。
それなのに
9.激高したマルスの槍がクリーンヒット。ものの見事に胸を貫かれる。
……という急展開。あんまりです(´;ω;`)
かつての沙織さん(胸に矢座の矢を受け12時間で貫通予定)とかカノン(ポセイドンの槍の先端に鱗衣装着の胸が致命傷にならない程度に刺された)なんて比べ物にならないくらいはっきりと貫通してました……
しかもその後の描写もまたひどい。光(小宇宙?)を吸い取られ、杖を奪われ、果てには横たわったその下が!
血溜まり (´;ω;`)
しかもユナに掴まれた手が 土 気 色 (TДTlll)
「私、これでマルスの元へ戻らなくていいのね」って悲しすぎるでしょ……
挙句の果てに、ありがとうと何度も呟きながら最後の力を振り絞って光牙達を光ある世界へ送り、対して自分は闇の中へと落ちていく。
光牙が伸ばした手がすり抜けていったシーンでは、冥王ハーデス十二宮編での、自ら喉を突いた沙織に伸ばしたサガの手が届かなかったあの場面をふと思い出しましたが、もしかしてオマージュだったのかな。違うかな。
ようやく「この世界を守りたい」と明確な意志を見せた矢先の避けようのない死。
『新たな世界の新しいアテナ』などというありえないポストを提示されていたことに対して相当の非難が視聴者から噴出していたと思いますが、そんな無茶ぶりもこの結果ありきでのことだったのだと今さらながら納得させられた気がします。
恐らく彼女は、作中で復活することはないのではないかと思います。
例えて言えばファーストガンダムにおけるララァ・スンのような状態での再登場はあるかもしれませんが、それは復活とはいいません。
ただ、もうちょっとソフトな描写でも良かったのではなどとちょっと思ってみたり。
ガチムチな戦闘慣れした兵士が首掻っ切られて血がどばーとかとか銃弾をしこたま打ち込まれて血しぶきとともに倒れこむとかなら別に見ててもなにも思わないんですけどね ←
まあ、そんな人間が見てもさすがに胸が痛む描写でした。
しかしながら――ひどい言い方をしますが――実に見事な殺し方でした。
復活の希望がまるでない。だからこそ、この後の光牙達の戦う理由足りうる。
故人の思いは、受け継がれなければならないのです。
あまりにも衝撃的だったのでアリアのことばかりつらつらと書いてしまいましたが、それ以外に気になった部分を。
・父の本音と悪行を目の前でまざまざと見せつけられ、挙句には最愛の人を殺されてしまったエデン。どう考えてもこれで寝返らなかったらおかしいかな。あっさりと連れられて行ってしまいましたが、今後どんな裏切りイベントがあるのか期待。
・ソニアも同じく。ただ彼女の場合は、恐らくある程度はマルス・メディアの本懐を知っているフシがあるので、純粋に裏切ってくるかどうかは読めない……
・闇の属性持ちであることが確定した光牙。ずっとそばにいると言ったアリアはきっと魂だけの存在になってそばに居続ける、といった展開になるんだろうな。そして闇と光のコンボで最強化か。でもよく考えれば、マルスと同じ土俵に立てるんだったら闇属性も悪くないんじゃないかという気もする。魔傷とかのハンデを相手に与えることができるんだし。
・栄斗に目を向けられて、気まずそうにそっぽを向くエデンの描写は良かった。エデンはきっとずっとこんなふうに青銅五人に対して負い目を感じ続けることになるんだろう。
・会えて良かったとアリアから特別バージョンの最期の言葉をもらったユナがボロ泣き。きっと女の子同士でしか育めない友情とかが芽生えてたんだろうな(´;ω;`)
・結局マルスはアリアが出したあの杖と、ありったけの光の小宇宙さえあればそれでよかっただけなのか。更に、もしかしたらこのあとの十二宮編で黄金聖闘士を焚きつける口実にするのかもしれない。「アテナを殺した反逆者が、アテナの残したこの杖を奪いにやってくるから殺せ」てな具合に。
・随分と世間の闇に絶望してる様子のマルスさん。昔は人智勇を備えた猛者だったとかなのかな。それが裏切られ続けて捻くれたと。だとしたら裏切りには弱いだろうな。実際、アリアが反抗の意思をあらわにした段階で激怒だったし。小物感が半端無かった。エデンの裏切りイベントがあるとしたらものすごいことになりそう((( ;゚Д゚)))
完全に妄想になるけど、エデンの出奔に手を貸したソニアが殺されるイベントとかあったりして。
……ないか( ´_ゝ`)
・遺跡のコア部分、やたらと意味がありそうな光景が広がってたけど、結局なんだったんでしょうか。逆さメデューサ、船のような舞台、メデューサの足元の町のようなもの。解明されることはきっとないんだろうな。
次回予告!
どう見ても牡羊座のシルエット。どう見ても一度出てきた彼ですねわかりますw
そして時計座の時貞さん、黄金にでも昇格してるってことなんでしょうか。
「△時○分、すなわち……」みたいな台詞がやたらと目立ってたのに時計座じゃなくなるなんて。
それともまさかとは思うけど、新生十二宮の火時計役じゃあるまいな……(゚A゚;)ゴクリ
公式の次回予告も見たんですが、やっぱりあれは貴鬼さんですかw
それから空背景で空中にあって上へと続く十二宮のイラストはとても幻想的でかなり好みなんですが、行き着く先がどうにも気になります。
双魚宮→教皇宮(あるのかな?)→まさかアテナ神殿のわけがないのでマルスの居城なんでしょうか。
てことはゴールは火星? ……てことは、十二宮は軌道エレベーターのようなもの?w
なんか宇宙的な展開になりそうですなw
最後の最後で、火星が地球に故意でも成り行きででもとにかく落下→大変!このままでは地球が核の冬に!→皆の小宇宙の力で阻止!みたいな展開になったりしないだろうかと少しばかり心配……なわけはないw
いやなんか星矢の声聞いてたら逆襲のシャア思い出しちゃいました☆テヘペロ. (ゝω・)
次回は総集編との噂もありますが、予告映像を見てもたしかにそんな感じですね。旧青銅絵とか。瞬の回想の時の絵ですよねあれ。
ていうことは、最後に少し新章への繋ぎが入る程度なのかな。
また12宮展開はちょっと…とかねがね思っていたわけですが、やると決まっている以上は見てから自分的評価を決めることにします。食わず嫌いはいけないよね(´・ω・`)
食べてみたら案外美味しいのかもしれないし。うん。
どうでもいいけど、一輝は一体いつになったら出てくるのか……
いつもながら最後になってしまって申し訳ありません。
こちらのブログ前回更新後に、本館の方で拍手下さったお客様、本当にどうもありがとうございます_(._.)_
先週、こちらの右コメント欄からメッセージ下さったお客様にはメールを送らせていただきました。
どうもありがとうございました!
2012/10/11
2012/10/02
Ω26話 #seiya
先週に引き続き、闇の遺跡での各キャラ掘り下げ回でした。
特に蒼摩とソニアについては、もう何度目になるのかわからない因縁の描写ですが、それも今回で最後になるように感じてちょっとホッとしました。さすがにこれ以上やるのはしつこいかな、と。
と言いつつ、蒼摩とソニア両者にとって人生のターニングポイントになったと思しき『あの日』の描き方は、良かったと思います。これまで伏せられていたことも補完されましたし。
では今週の気になった部分など。
・過去のメディアとソニア
青いバラとメディアの組み合わせに強烈な意図を感じましたがそれがなんなのかはよくわかりませんでした。
花言葉を調べると「不可能・ありえない」もしくは「奇跡・神の祝福」。
それをひたすらちょん切っては水に浮かべる……花言葉の後者を取るならば、神[=アテナ?]の祝福[=力?]を切り刻んで、水につける[=溺れさせる。もしくはマルス教()への洗礼的な意味?]
よくわかりませんが、いい意味では無さそうなのは確かです。
そのメディアの前に現れる幼いソニア。
顔が丸っこいし少し小さいし、なにより声も高く幼めです。声優さんさすがです。10歳前後のイメージでしょうか。
そんなソニアにとってメディアとは、なかなか母とは呼びにくい気まずい存在のようです。
「血の繋がりはないとはいえ、お前が幼い頃から共に暮らし、世話をしてきたのです」(メディア談)
とのことなので、継母・継子の関係であることは確実。でも幼い頃から世話をしてきたのに母上と呼ぶのに慣れていなさそうなところを見れば、メディアがソニアの母(=マルスの妻)になってから、そう日が経っていないようです。
果たしてどういう経緯でそんなことになったのか。
昔から互いに見知っているにしては、どうにもぎくしゃくとした関係にしか見えません。それもソニアの方がだいぶ肩身が狭いような感じです。メディアの歓心を買おうと、虚しい努力をしているかのようです。
一方のメディアはといえば怪我の療養を理由に、なかなか父子を引き合わせようとはしてはくれないわりに、勝手に反勢力の筆頭と目される聖闘士の討伐を命じる始末。
それに対してひどく動揺するソニア。遠まわしな拒否など勿論通じません。
結局受けざるを得なかった上に、慄いていることを幼い弟エデンにまで見抜かれて更に動揺。
彼女の仮面は、そんな弱い心を覆い隠すためのもののように見えました。
・幼エデン
可愛いw 髪の色はメディア。瞳の色はソニアと同じ(=マルスと同じ?)。
ということは、まさかあの火の点っている兜の下のマルスの髪はピンク!?w
・在りし日の蒼摩の父・一摩と聖闘士仲間達
彼等の会話によるとこの当時、
→『闇の勢力』(=マルス勢でしょう)に説得される聖闘士が出てきはじめている模様。
→パライストラでマーシアンによると思われる行方不明事件が起きている。
等、不穏な状態になってきている模様。
この時点ではまだマーシアンというのは聖闘士にとっての敵だったんですね。
しかしながら、恐らくパライストラではすでにイオニアがマルス軍に編入済みなんでしょう。
これはイオニアの背信を見抜けなかった沙織の采配ミスの疑いが濃厚。
・一摩vsソニア
一摩は一貫してソニアを子供扱い。決して攻撃しようとはせず、まともな勝負になっていませんでした。
さらには説教をかましてソニアを黙らせます。その説教の内容は、ソニアの心を強く揺さぶりました。
ですがそれがむしろ仇になり、その隙をついたソニアの渾身の一撃で一摩はあえなく散ることに。
一摩さん、完全に油断です。これでは確かに『負け犬』の汚名があながち間違ってもいなかったとも言えます……
そして自ら手にかけた一摩の遺体を前に、号泣のような悲鳴を上げるソニア。
一摩に言われたことは、余程心に響いていたんでしょう。
「その拳は、自分の大事なものを守るために使うことだ」
言われた瞬間にフラッシュバックしていたのは、冷酷なメディアの声とマルスの幻影、そして自分を気遣ってくれている弟エデン。
つまりソニアは、一摩に言われたとおりにしたのだとも言えます。でもきっと、一摩の優しさもわかっていた。やるしかなかった自身の都合と、後悔との間に苛まれての叫び泣き。さすがに酷です。
これら一連の事実をまざまざと見せつけられた蒼摩は、自分の記憶の向こうに別の慟哭があったことを知ります。
こうして、ついに最初の殺人に手を染めてしまったソニアを労うメディアの言葉には、全くいたわりの感情がこもっていません。声優さんさすがです(2回目)。ていうかさすがハマーン様。こういう役、うまいよなぁ……
結局ソニアは、心を押し殺してやり遂げた初めての大罪の対価として望んでいたもの(恐らくは親からの愛情)を手にすることはかないませんでした。
悲しいね。
・闇の遺跡『愛と憎しみの間』
闇の遺跡に過去を見せられ、心の弱い部分を突かれたのは結局、ソニアだけでした。
蒼摩のメンタルはかなり強くなっているようです。邪武さんとの特訓効果なのかな。
「何故だ、何故私を助ける!?」というソニアさんの疑問はもっともです。
それに対する蒼摩の答え「俺の敵だからだ。お前にとどめを刺すのは南十字座一摩の子、小獅子座の蒼摩だ!こんなところで勝手にくたばってもらっちゃ困るんだよ!」って、なんというツンデレぶりwや~ほんとに強いわw
しかしソニアさんも負けてはいません。「礼は言わぬ。すぐにその甘さを後悔することになるだろう」って、なんなのこのツンツンな二人www
これはソニアさんが後で寝返ってくれる、そこまでいかなくとも一度は助けてくれるフラグですよね(・∀・)
・エデンvs闇アリア
これはいくら闇の遺跡の見せている幻とはいえ、アリアの本音じゃないのかな。
ここがなんの間なのかわからないけれど、ここまで5人が体験してきた場所のように過去を暴いて心のすきにつけ込むのではなく、本人の知らなかった事実を突きつけて崩そうとする場所のように見えます。
・アリアvs闇アリア
結局彼女自身が光であることを責めている様子。
・何故か落ち着いている光牙
闇沙織に自身の本来の有り様を教えられてしまいます。やっぱりアイキャッチは闇のクロストーンでしたか。
でもなんで闇と言われてあれほど光牙が嫌がるのかがわかりません。
闇だって、はじめから言われている属性の一つでしょうに。
それがいいとか悪いとか、明言されたことはないはず。
別にいいじゃん。闇だろうがなんだろうが、光牙は光牙でしょ。
……て感じに光牙のアイデンティティ感を収束させるつもりなんじゃないかと思うんですが、どうでしょうw
・次回予告
色々間に合ってないんですね、わかります。
コンテにとりあえず色を乗っけただけって感じの止め絵ばかりでw
無事放映に間に合うことを期待します。
・まとめ
全体的に、お子様向けのストーリーではなかったですね。というか、なくなりました。
旧作のような単純明快さに欠ける作品であることがなお一層はっきりしたようにも見えました。
旧作でもそれなりに鬱屈した人間の情念のようなものは、例えば事の発端であるサガやカノンの存在等により描かれていたわけですが、それでもそれは比較的あっさりと説明されるにとどまっていたと思うのです。
こう言ってはなんですが、だからこそ二次創作というストーリーをこじつけやすい『穴』が存在していました。自分も含め、多数の視聴者がそういった『穴』を利用して自分なりの解釈、自分なりのストーリーを構築しているのだろうと想像します。
ですがこのΩのように個々の詳細な心理描写をやってしまうと、そういった『穴』というのは悉く塞がれてしまうので、そういう意味ではとっつきにくい作品になりつつあるような気がしています。
別に悪くはないですけどね。自分にとっては二次創作がやりにくいってだけの話ですからw
当初の想像以上に、各キャラの細部が練り込まれているんだなという印象を受けているところです。
個人的にはそういうのは大好物なので、つまり何が言いたいかというと、もっとやれってことですw
右コメント欄よりメッセージを下さったお客様へ>
タイトルにしている話数、間違えてませんでしたかとのお問い合わせですが……
はい。おっしゃるとおり、間違えてましたw
まだ誰からもツッコミが入っていなかったのをいいことに、翌週、気づいた折に速攻かつこっそり直しておいたのですが、よもや気づかれていた方がいらしたとは……
今後は気をつけますが、変だと思われたらすかさず突っ込んでいただけるととても嬉しいです。
お知らせ下さいましてありがとうございました!
特に蒼摩とソニアについては、もう何度目になるのかわからない因縁の描写ですが、それも今回で最後になるように感じてちょっとホッとしました。さすがにこれ以上やるのはしつこいかな、と。
と言いつつ、蒼摩とソニア両者にとって人生のターニングポイントになったと思しき『あの日』の描き方は、良かったと思います。これまで伏せられていたことも補完されましたし。
では今週の気になった部分など。
・過去のメディアとソニア
青いバラとメディアの組み合わせに強烈な意図を感じましたがそれがなんなのかはよくわかりませんでした。
花言葉を調べると「不可能・ありえない」もしくは「奇跡・神の祝福」。
それをひたすらちょん切っては水に浮かべる……花言葉の後者を取るならば、神[=アテナ?]の祝福[=力?]を切り刻んで、水につける[=溺れさせる。もしくはマルス教()への洗礼的な意味?]
よくわかりませんが、いい意味では無さそうなのは確かです。
そのメディアの前に現れる幼いソニア。
顔が丸っこいし少し小さいし、なにより声も高く幼めです。声優さんさすがです。10歳前後のイメージでしょうか。
そんなソニアにとってメディアとは、なかなか母とは呼びにくい気まずい存在のようです。
「血の繋がりはないとはいえ、お前が幼い頃から共に暮らし、世話をしてきたのです」(メディア談)
とのことなので、継母・継子の関係であることは確実。でも幼い頃から世話をしてきたのに母上と呼ぶのに慣れていなさそうなところを見れば、メディアがソニアの母(=マルスの妻)になってから、そう日が経っていないようです。
果たしてどういう経緯でそんなことになったのか。
昔から互いに見知っているにしては、どうにもぎくしゃくとした関係にしか見えません。それもソニアの方がだいぶ肩身が狭いような感じです。メディアの歓心を買おうと、虚しい努力をしているかのようです。
一方のメディアはといえば怪我の療養を理由に、なかなか父子を引き合わせようとはしてはくれないわりに、勝手に反勢力の筆頭と目される聖闘士の討伐を命じる始末。
それに対してひどく動揺するソニア。遠まわしな拒否など勿論通じません。
結局受けざるを得なかった上に、慄いていることを幼い弟エデンにまで見抜かれて更に動揺。
彼女の仮面は、そんな弱い心を覆い隠すためのもののように見えました。
・幼エデン
可愛いw 髪の色はメディア。瞳の色はソニアと同じ(=マルスと同じ?)。
ということは、まさかあの火の点っている兜の下のマルスの髪はピンク!?w
・在りし日の蒼摩の父・一摩と聖闘士仲間達
彼等の会話によるとこの当時、
→『闇の勢力』(=マルス勢でしょう)に説得される聖闘士が出てきはじめている模様。
→パライストラでマーシアンによると思われる行方不明事件が起きている。
等、不穏な状態になってきている模様。
この時点ではまだマーシアンというのは聖闘士にとっての敵だったんですね。
しかしながら、恐らくパライストラではすでにイオニアがマルス軍に編入済みなんでしょう。
これはイオニアの背信を見抜けなかった沙織の采配ミスの疑いが濃厚。
・一摩vsソニア
一摩は一貫してソニアを子供扱い。決して攻撃しようとはせず、まともな勝負になっていませんでした。
さらには説教をかましてソニアを黙らせます。その説教の内容は、ソニアの心を強く揺さぶりました。
ですがそれがむしろ仇になり、その隙をついたソニアの渾身の一撃で一摩はあえなく散ることに。
一摩さん、完全に油断です。これでは確かに『負け犬』の汚名があながち間違ってもいなかったとも言えます……
そして自ら手にかけた一摩の遺体を前に、号泣のような悲鳴を上げるソニア。
一摩に言われたことは、余程心に響いていたんでしょう。
「その拳は、自分の大事なものを守るために使うことだ」
言われた瞬間にフラッシュバックしていたのは、冷酷なメディアの声とマルスの幻影、そして自分を気遣ってくれている弟エデン。
つまりソニアは、一摩に言われたとおりにしたのだとも言えます。でもきっと、一摩の優しさもわかっていた。やるしかなかった自身の都合と、後悔との間に苛まれての叫び泣き。さすがに酷です。
これら一連の事実をまざまざと見せつけられた蒼摩は、自分の記憶の向こうに別の慟哭があったことを知ります。
こうして、ついに最初の殺人に手を染めてしまったソニアを労うメディアの言葉には、全くいたわりの感情がこもっていません。声優さんさすがです(2回目)。ていうかさすがハマーン様。こういう役、うまいよなぁ……
結局ソニアは、心を押し殺してやり遂げた初めての大罪の対価として望んでいたもの(恐らくは親からの愛情)を手にすることはかないませんでした。
悲しいね。
・闇の遺跡『愛と憎しみの間』
闇の遺跡に過去を見せられ、心の弱い部分を突かれたのは結局、ソニアだけでした。
蒼摩のメンタルはかなり強くなっているようです。邪武さんとの特訓効果なのかな。
「何故だ、何故私を助ける!?」というソニアさんの疑問はもっともです。
それに対する蒼摩の答え「俺の敵だからだ。お前にとどめを刺すのは南十字座一摩の子、小獅子座の蒼摩だ!こんなところで勝手にくたばってもらっちゃ困るんだよ!」って、なんというツンデレぶりwや~ほんとに強いわw
しかしソニアさんも負けてはいません。「礼は言わぬ。すぐにその甘さを後悔することになるだろう」って、なんなのこのツンツンな二人www
これはソニアさんが後で寝返ってくれる、そこまでいかなくとも一度は助けてくれるフラグですよね(・∀・)
・エデンvs闇アリア
これはいくら闇の遺跡の見せている幻とはいえ、アリアの本音じゃないのかな。
ここがなんの間なのかわからないけれど、ここまで5人が体験してきた場所のように過去を暴いて心のすきにつけ込むのではなく、本人の知らなかった事実を突きつけて崩そうとする場所のように見えます。
・アリアvs闇アリア
結局彼女自身が光であることを責めている様子。
・何故か落ち着いている光牙
闇沙織に自身の本来の有り様を教えられてしまいます。やっぱりアイキャッチは闇のクロストーンでしたか。
でもなんで闇と言われてあれほど光牙が嫌がるのかがわかりません。
闇だって、はじめから言われている属性の一つでしょうに。
それがいいとか悪いとか、明言されたことはないはず。
別にいいじゃん。闇だろうがなんだろうが、光牙は光牙でしょ。
……て感じに光牙のアイデンティティ感を収束させるつもりなんじゃないかと思うんですが、どうでしょうw
・次回予告
色々間に合ってないんですね、わかります。
コンテにとりあえず色を乗っけただけって感じの止め絵ばかりでw
無事放映に間に合うことを期待します。
・まとめ
全体的に、お子様向けのストーリーではなかったですね。というか、なくなりました。
旧作のような単純明快さに欠ける作品であることがなお一層はっきりしたようにも見えました。
旧作でもそれなりに鬱屈した人間の情念のようなものは、例えば事の発端であるサガやカノンの存在等により描かれていたわけですが、それでもそれは比較的あっさりと説明されるにとどまっていたと思うのです。
こう言ってはなんですが、だからこそ二次創作というストーリーをこじつけやすい『穴』が存在していました。自分も含め、多数の視聴者がそういった『穴』を利用して自分なりの解釈、自分なりのストーリーを構築しているのだろうと想像します。
ですがこのΩのように個々の詳細な心理描写をやってしまうと、そういった『穴』というのは悉く塞がれてしまうので、そういう意味ではとっつきにくい作品になりつつあるような気がしています。
別に悪くはないですけどね。自分にとっては二次創作がやりにくいってだけの話ですからw
当初の想像以上に、各キャラの細部が練り込まれているんだなという印象を受けているところです。
個人的にはそういうのは大好物なので、つまり何が言いたいかというと、もっとやれってことですw
右コメント欄よりメッセージを下さったお客様へ>
タイトルにしている話数、間違えてませんでしたかとのお問い合わせですが……
はい。おっしゃるとおり、間違えてましたw
まだ誰からもツッコミが入っていなかったのをいいことに、翌週、気づいた折に速攻かつこっそり直しておいたのですが、よもや気づかれていた方がいらしたとは……
今後は気をつけますが、変だと思われたらすかさず突っ込んでいただけるととても嬉しいです。
お知らせ下さいましてありがとうございました!
2012/09/28
なつのおもいで
すっかり聖闘士星矢Ωレビュー()と化してしまった感のあるこのブログですが、別にそういうつもりで設置してあるわけではなかったはず。
というわけで、たまには普通の記事を書こうと思います。
……とかなんとか前置きしたはいいものの、そもそも普段はそんなにここに書きたいような話のネタもなくて放置気味だったんですよねw
それがΩのお陰で毎週更新できてしまっているのに甘えて、すっかりそれ以外の記事を書かなくなってしまっていただけという、なんともお粗末な今日この頃でございます。_(:3 」∠)_
それでも夏になると結構色々なところへ行くので、それを総括したくなるようです。
去年も同じように考えたのでしょう。まったく同じタイトルで写真ばかり上げた記事がありましたw
なので
今年もやります(`・ω・´)
マンネリって楽よね(´・ω・`)
夏ってことで、6月ころの写真から。
石狩市の望来近くのどこか。反対側は海なんですけど、あえて陸側を。
雲一つない空の青とこれから盛りを迎えようとしている緑、そしてむき出しの地面の土色が、なんか変な言い方なんですけど『地球』を感じさせてくれて、新鮮な感動を覚えたのが忘れられないので載せてみました。

同じく石狩市の浜です。誰もいない海って、なんかいい。

月二連発。昼の月と、月食。


行きつけの公園。ちょっとした林になってて気に入ってます。日陰が多いので(←これが重要)

千歳航空祭。この日は生憎の雨で展示飛行はほぼなし。
F15が連続で飛び立っていくところだけはなんとか収めることができました。
雲が低く垂れ込めていて、離陸するとすぐに雲の中に入っていってしまうので非常に残念。
一枚目は、その低い雲の中から唐突に現れる普通の旅客機。
雲を纏っている姿がちょっと(自分的には)珍しく、面白い風景でした。


お盆休み期間。室蘭です。
イタンキ浜に行きましたが、この日は強風・高波のため遊泳禁止。
向こうの岩山に波がぶつかって水煙が上がっているのがわかるでしょうか?



鉄の街・室蘭の工場風景。
夜景は特に素晴らしいんですが、この赤茶けた昼間の無骨な感じも好きです。

室蘭八景のひとつ、トッカリショ。
地球岬の風景よりもこちらのほうが好きだったりします。

同じくトッカリショ。
奥に見えている浜が先ほどのイタンキ。

下に降りれば、ここも遊泳できるのかな。
イタンキよりもこっちのほうが波が穏やかで良さそう。


そして地球岬。あえて妙なアングルで。
お盆期間中だというのに秋のような空だったので撮りたくなりました。涼しかったです。
でもこの後、お盆過ぎから9月半ばまでが地獄のような暑さだった……('A`)

やはりお盆休み中。今度は北上して北竜へ。
ここのひまわり畑、最近は毎年見に行ってますが、まずはカモさんのおしりからw



またしてもお盆中。今度は小樽。海水浴!
公式な海水浴場なんですが、ちょっとした穴場のようです。

カモメさん親子の微笑ましい様子などもカメラのズームを使ってずっと眺めてましたw

お盆明け。支笏湖。海で見る空とは色が違うような気がします。

8月下旬。ここからが夏本番でした……

でもちゃんと季節は進んでるんですよね。
先ほどの公園、木の根元には秋の味覚が。食べないけど。


ところでこれ、なんていうキノコなんだろう? まあ、毒なんだろうけどw
8月最終日の滝野すずらん公園。
空だけ見てれば秋なんですけど、この日も暑かったなぁ(´・ω・`)

以上、今年の夏の風景でした!
写真をクリックすると、少し大きいものが見れますのでよろしかったらぜひ(・∀・)
前回のこちらの更新後、本館の方で拍手をくださったお客様!
どうもありがとうございました~!!!
本当に励みになります(*^ー^)
でも、なんのお礼画面もなくて本当にすみません。
そのうち何か考えます……
というわけで、たまには普通の記事を書こうと思います。
……とかなんとか前置きしたはいいものの、そもそも普段はそんなにここに書きたいような話のネタもなくて放置気味だったんですよねw
それがΩのお陰で毎週更新できてしまっているのに甘えて、すっかりそれ以外の記事を書かなくなってしまっていただけという、なんともお粗末な今日この頃でございます。_(:3 」∠)_
それでも夏になると結構色々なところへ行くので、それを総括したくなるようです。
去年も同じように考えたのでしょう。まったく同じタイトルで写真ばかり上げた記事がありましたw
なので
今年もやります(`・ω・´)
マンネリって楽よね(´・ω・`)
夏ってことで、6月ころの写真から。
石狩市の望来近くのどこか。反対側は海なんですけど、あえて陸側を。
雲一つない空の青とこれから盛りを迎えようとしている緑、そしてむき出しの地面の土色が、なんか変な言い方なんですけど『地球』を感じさせてくれて、新鮮な感動を覚えたのが忘れられないので載せてみました。
同じく石狩市の浜です。誰もいない海って、なんかいい。
月二連発。昼の月と、月食。
行きつけの公園。ちょっとした林になってて気に入ってます。日陰が多いので(←これが重要)
千歳航空祭。この日は生憎の雨で展示飛行はほぼなし。
F15が連続で飛び立っていくところだけはなんとか収めることができました。
雲が低く垂れ込めていて、離陸するとすぐに雲の中に入っていってしまうので非常に残念。
一枚目は、その低い雲の中から唐突に現れる普通の旅客機。
雲を纏っている姿がちょっと(自分的には)珍しく、面白い風景でした。
お盆休み期間。室蘭です。
イタンキ浜に行きましたが、この日は強風・高波のため遊泳禁止。
向こうの岩山に波がぶつかって水煙が上がっているのがわかるでしょうか?
鉄の街・室蘭の工場風景。
夜景は特に素晴らしいんですが、この赤茶けた昼間の無骨な感じも好きです。
室蘭八景のひとつ、トッカリショ。
地球岬の風景よりもこちらのほうが好きだったりします。
同じくトッカリショ。
奥に見えている浜が先ほどのイタンキ。
下に降りれば、ここも遊泳できるのかな。
イタンキよりもこっちのほうが波が穏やかで良さそう。
そして地球岬。あえて妙なアングルで。
お盆期間中だというのに秋のような空だったので撮りたくなりました。涼しかったです。
でもこの後、お盆過ぎから9月半ばまでが地獄のような暑さだった……('A`)
やはりお盆休み中。今度は北上して北竜へ。
ここのひまわり畑、最近は毎年見に行ってますが、まずはカモさんのおしりからw
またしてもお盆中。今度は小樽。海水浴!
公式な海水浴場なんですが、ちょっとした穴場のようです。
カモメさん親子の微笑ましい様子などもカメラのズームを使ってずっと眺めてましたw
お盆明け。支笏湖。海で見る空とは色が違うような気がします。
8月下旬。ここからが夏本番でした……
でもちゃんと季節は進んでるんですよね。
先ほどの公園、木の根元には秋の味覚が。食べないけど。
ところでこれ、なんていうキノコなんだろう? まあ、毒なんだろうけどw
8月最終日の滝野すずらん公園。
空だけ見てれば秋なんですけど、この日も暑かったなぁ(´・ω・`)
以上、今年の夏の風景でした!
写真をクリックすると、少し大きいものが見れますのでよろしかったらぜひ(・∀・)
前回のこちらの更新後、本館の方で拍手をくださったお客様!
どうもありがとうございました~!!!
本当に励みになります(*^ー^)
でも、なんのお礼画面もなくて本当にすみません。
そのうち何か考えます……
2012/09/24
Ω25話 #seiya
前回ラストで争いを止めに入ったアリアと、そして恐らくは光牙との相乗効果で出現した闇。
当時、現場にはエデンもいましたが、闇の発生に彼は多分関係ないでしょう。
まずはその中で目覚めたのは、闇の発生とは全く関係ない場所にいたユナ、龍峰、栄斗の三人でした。
完全にとばっちりです。
しかも今回、OPによれば元凶の光牙達は出てこない模様。22話以来ですが、いいと思います。
主人公が何週間か出てこなくてもストーリーが成り立つ。これこそが聖闘士星矢!
……だと勝手に思ってるんですが。
それにしても蒼摩とユナは一緒にいたのに、別れてしまいましたね。そこのところが少し不思議でした。
どうやらここが闇の遺跡のようですが、それにしたって入り込んだ者が抱えるトラウマを見せる幻覚作用があるのというのはともかく、一緒にいた人間を引き離す作用まであるというのは解せません。
いくら私が納得いかなくとも、怪しげな扉の前にたどり着いてしまう3人。
その扉の上にはご丁寧にも文字が。どうやらギリシャ語で『悔恨』『贖罪』と書かれていたようですが、我が家のIMEでは開梱と食材と変換されてしまうので、食料入りのダンボールでも送られてきたような心地になりました。季節的にジャガイモとか入ってそうです(^q^)
それはさておき、なんの躊躇もなくその怪しさ大爆発な扉に簡単に手をかけてしまうというのは、勇気ではなく迂闊なだけのようにも感じます。
そして案の定始まった過去の後悔劇場。
それぞれシチュエーションも違えば立ち位置も違う。なかなか面白い対比での見せ方だったと思います。
ユナ → まるでタイムスリップでもしてしまったかのような状況
龍峰 → 自身が介入できない過去の幻影をただ見せつけられる
栄斗 → 忍者の自分に幻術は効かないと切り捨ててみたものの、あっさりと過去の古傷を抉ってやると宣言される
この中で一番無理やり感が漂っていたのはユナかな。
紛争でなにもかもが戦火に飲まれてなくなってしまった過去というのは以前にも触れられていました。
自分一人が生き残ってしまったことに対して後ろめたさを持ってしまったというのはわからないでもありませんが、それは『悔恨』ではないでしょう。
自分に力があれば今度こそ大切なものを守れるかもしれないから、と聖闘士を目指したということだったはずです。
見せられているものが過ぎてしまった過去であると認識し、誰かに見せられた幻覚かもと疑いを持っているにもかかわらず、聖闘士である今の自分ならどうにかできるかも、などと思ってしまうのもまた『贖罪』でもなんでもない。
過去をなかったことにできたら、という願望でしかありません。
というわけでユナのストーリーはこじつけ感がひどかったように思います。
次に栄斗。彼の悔恨と贖罪については明確でわかりやすいものでした。
22話でやったばかりなのでまだ記憶に新しい、兄者こと芳臣さんから直接詰られました。
彼を見捨てて逃げてしまったことを悔やんでいるのことは以前の話で十分に語られています。
でも当の芳臣さんからそのことについて恨まれる云われはないんですよね。
どうだったかと気になって22話を見返してみましたら、芳臣さんははっきり言ってました。
「お前は逃げろ」「達者でな、栄斗」
なので、幻影の芳臣は芳臣でなく、栄斗自身の心の闇であることがわかりやすく説明されています。
確かにこれは『悔恨』に当たるでしょう。
「その聖衣、お前に着る資格はない」と言われちゃってますが、これもまた芳臣の遺体から勝手にクロストーンをもらっていってしまったことへの、栄斗なりの悔恨です。
22話でつい突っ込んでしまった辺りを、栄斗自身はちゃんとわかっていたんですねw
しかも勝手に聖衣をまとってしまったことに対して、栄斗自身はきちんと筋の通った決意をしていたようです。
「この聖衣に誓った。仲間の危機の時に背を向けない男になると」
もう二度と、見捨てて逃げたりしない。
それが栄斗の『贖罪』というなら、成る程確かに一本筋が通っています。
このまとめ方は見事でした。
最後に龍峰。
彼の悔恨は、なかなかナイーブな問題を孕んでいましたね。
幼い頃に育みきれなかった友情。互いの『思い』や『思いやり』がものの見事にすれ違ってしまっているあたり、問題としてはかなり現実的な印象を受けました。
思いやりが相手をかえって傷つけてしまった。そういう事例って、現実世界にも多々あるわけで。
でもそういうのって大抵、片方だけが一概に悪いわけではないですよね。
この場合は遠慮してもらっていたことに気付けず、勝手に恨みを増幅させてしまったミラポロスにも問題はあります。
その結果として勝手に飛び出していって、どうやら無念の死を遂げたようですが、その辺は自業自得。
龍峰がいつまでも思い悩まなければならないことのようにはあまり思えませんが、まあ、こういう性格の人というのはいつまでも気に病むんだろうなとも思います。
結果として随分と前の話の、光牙の為に全力で戦いを挑んでみせた、という辺りに繋げたというのは贖罪というのとは少し違うような気もしますが、非常にうまい掘り起こし方だと感服しました。
あの時はちょっと無理矢理っぽかった龍峰の行動にようやく合点がいきましたしね。
難を言えば、少しばかり間を明けすぎですけども。
そしてラスト。
扉を開けたその先にいたのは――さかさまメデューサ??
幻影芳臣さんが、ここは『闇の遺跡・エレボス』だといっていたのでググってみましたが、メデューサとは全く関係なさそうな情報しか出てきませんでした。
でもなんだか気になるワードがありました。
エレボスが幽冥で、息子のアイテールが澄み渡った輝く大気。
この二者は地下の暗黒と上天の光明の表裏一体を表している、と。
光と闇ってことですよね?
アリア、光牙とどうしても関連付けて考えたくなりますが、まだちょっとわからないんですよね。
アリアと光牙で対なのか、それとも光牙自身が光と闇を併せ持っているのか。
アイキャッチでは光牙のクロストーンが2色ぶんあるので、光牙自身が光と闇の二面を持っているとも取れるんですけど、ではアリアと光牙の関係は?とも思うので、どう捉えるべきなのかいまだにわからないでいます。
まあそのうち嫌でもわかるんでしょうけどw
次回予告。
やっと蒼摩とソニアの因縁に何らかの決着がつくのか!?
炎の遺跡でなにがしかの結論が得られると思っていたので、この二者に関しては正直引き伸ばしすぎのような気もしています。
そして幼アリアの涙を受けて枯れるスズラン。
いつぞやのシシガミ様っぷりとは逆の描写です。
てことはアリアもまた光と闇の両面を併せ持っている?
……まあ、考えても仕方ないか(´・ω・`)
謎が解き明かされるのを楽しみに次週を待つことにしましょう。
最後になりましたが、週末の本館更新後に拍手をくださったお客様、どうもありがとうございました!
ものすごく励みになります!
当時、現場にはエデンもいましたが、闇の発生に彼は多分関係ないでしょう。
まずはその中で目覚めたのは、闇の発生とは全く関係ない場所にいたユナ、龍峰、栄斗の三人でした。
完全にとばっちりです。
しかも今回、OPによれば元凶の光牙達は出てこない模様。22話以来ですが、いいと思います。
主人公が何週間か出てこなくてもストーリーが成り立つ。これこそが聖闘士星矢!
……だと勝手に思ってるんですが。
それにしても蒼摩とユナは一緒にいたのに、別れてしまいましたね。そこのところが少し不思議でした。
どうやらここが闇の遺跡のようですが、それにしたって入り込んだ者が抱えるトラウマを見せる幻覚作用があるのというのはともかく、一緒にいた人間を引き離す作用まであるというのは解せません。
いくら私が納得いかなくとも、怪しげな扉の前にたどり着いてしまう3人。
その扉の上にはご丁寧にも文字が。どうやらギリシャ語で『悔恨』『贖罪』と書かれていたようですが、我が家のIMEでは開梱と食材と変換されてしまうので、食料入りのダンボールでも送られてきたような心地になりました。季節的にジャガイモとか入ってそうです(^q^)
それはさておき、なんの躊躇もなくその怪しさ大爆発な扉に簡単に手をかけてしまうというのは、勇気ではなく迂闊なだけのようにも感じます。
そして案の定始まった過去の後悔劇場。
それぞれシチュエーションも違えば立ち位置も違う。なかなか面白い対比での見せ方だったと思います。
ユナ → まるでタイムスリップでもしてしまったかのような状況
龍峰 → 自身が介入できない過去の幻影をただ見せつけられる
栄斗 → 忍者の自分に幻術は効かないと切り捨ててみたものの、あっさりと過去の古傷を抉ってやると宣言される
この中で一番無理やり感が漂っていたのはユナかな。
紛争でなにもかもが戦火に飲まれてなくなってしまった過去というのは以前にも触れられていました。
自分一人が生き残ってしまったことに対して後ろめたさを持ってしまったというのはわからないでもありませんが、それは『悔恨』ではないでしょう。
自分に力があれば今度こそ大切なものを守れるかもしれないから、と聖闘士を目指したということだったはずです。
見せられているものが過ぎてしまった過去であると認識し、誰かに見せられた幻覚かもと疑いを持っているにもかかわらず、聖闘士である今の自分ならどうにかできるかも、などと思ってしまうのもまた『贖罪』でもなんでもない。
過去をなかったことにできたら、という願望でしかありません。
というわけでユナのストーリーはこじつけ感がひどかったように思います。
次に栄斗。彼の悔恨と贖罪については明確でわかりやすいものでした。
22話でやったばかりなのでまだ記憶に新しい、兄者こと芳臣さんから直接詰られました。
彼を見捨てて逃げてしまったことを悔やんでいるのことは以前の話で十分に語られています。
でも当の芳臣さんからそのことについて恨まれる云われはないんですよね。
どうだったかと気になって22話を見返してみましたら、芳臣さんははっきり言ってました。
「お前は逃げろ」「達者でな、栄斗」
なので、幻影の芳臣は芳臣でなく、栄斗自身の心の闇であることがわかりやすく説明されています。
確かにこれは『悔恨』に当たるでしょう。
「その聖衣、お前に着る資格はない」と言われちゃってますが、これもまた芳臣の遺体から勝手にクロストーンをもらっていってしまったことへの、栄斗なりの悔恨です。
22話でつい突っ込んでしまった辺りを、栄斗自身はちゃんとわかっていたんですねw
しかも勝手に聖衣をまとってしまったことに対して、栄斗自身はきちんと筋の通った決意をしていたようです。
「この聖衣に誓った。仲間の危機の時に背を向けない男になると」
もう二度と、見捨てて逃げたりしない。
それが栄斗の『贖罪』というなら、成る程確かに一本筋が通っています。
このまとめ方は見事でした。
最後に龍峰。
彼の悔恨は、なかなかナイーブな問題を孕んでいましたね。
幼い頃に育みきれなかった友情。互いの『思い』や『思いやり』がものの見事にすれ違ってしまっているあたり、問題としてはかなり現実的な印象を受けました。
思いやりが相手をかえって傷つけてしまった。そういう事例って、現実世界にも多々あるわけで。
でもそういうのって大抵、片方だけが一概に悪いわけではないですよね。
この場合は遠慮してもらっていたことに気付けず、勝手に恨みを増幅させてしまったミラポロスにも問題はあります。
その結果として勝手に飛び出していって、どうやら無念の死を遂げたようですが、その辺は自業自得。
龍峰がいつまでも思い悩まなければならないことのようにはあまり思えませんが、まあ、こういう性格の人というのはいつまでも気に病むんだろうなとも思います。
結果として随分と前の話の、光牙の為に全力で戦いを挑んでみせた、という辺りに繋げたというのは贖罪というのとは少し違うような気もしますが、非常にうまい掘り起こし方だと感服しました。
あの時はちょっと無理矢理っぽかった龍峰の行動にようやく合点がいきましたしね。
難を言えば、少しばかり間を明けすぎですけども。
そしてラスト。
扉を開けたその先にいたのは――さかさまメデューサ??
幻影芳臣さんが、ここは『闇の遺跡・エレボス』だといっていたのでググってみましたが、メデューサとは全く関係なさそうな情報しか出てきませんでした。
でもなんだか気になるワードがありました。
エレボスが幽冥で、息子のアイテールが澄み渡った輝く大気。
この二者は地下の暗黒と上天の光明の表裏一体を表している、と。
光と闇ってことですよね?
アリア、光牙とどうしても関連付けて考えたくなりますが、まだちょっとわからないんですよね。
アリアと光牙で対なのか、それとも光牙自身が光と闇を併せ持っているのか。
アイキャッチでは光牙のクロストーンが2色ぶんあるので、光牙自身が光と闇の二面を持っているとも取れるんですけど、ではアリアと光牙の関係は?とも思うので、どう捉えるべきなのかいまだにわからないでいます。
まあそのうち嫌でもわかるんでしょうけどw
次回予告。
やっと蒼摩とソニアの因縁に何らかの決着がつくのか!?
炎の遺跡でなにがしかの結論が得られると思っていたので、この二者に関しては正直引き伸ばしすぎのような気もしています。
そして幼アリアの涙を受けて枯れるスズラン。
いつぞやのシシガミ様っぷりとは逆の描写です。
てことはアリアもまた光と闇の両面を併せ持っている?
……まあ、考えても仕方ないか(´・ω・`)
謎が解き明かされるのを楽しみに次週を待つことにしましょう。
最後になりましたが、週末の本館更新後に拍手をくださったお客様、どうもありがとうございました!
ものすごく励みになります!
2012/09/19
Ω24話 #seiya
冒頭から暫くの間、まるで舞台か何かのような演出が続くのがちょっと異様で気になりました。
大人数なので動かしにくい→苦肉の策ってことなのかな。
シャイナさんがいきなり仮面を外して登場だったのにはさすがに驚いた。
まあ1話で仮面は割れてたし、視聴者の皆さんにも素顔がばっちり晒されてるので、今さら隠す必要もないってことなのかもしれないけど。
作品世界内では形骸化、実際は原作者の行き当たりばったり設定としか思えない仮面をあっさりと新世代のユナが外してみせたことに異論は全然ないんです。
でも旧作を見ている人間としては、仮面の秘密(?)を初めて読者(視聴者)に説明してくれたシャイナさんがああもあっさりと他の聖闘士の前に素顔を晒してしまったことに対しては、さすがに疑問を呈するしかない。
シャイナさんも身体に魔傷が残ってしまっているようだし、後半の透けた聖衣の描写といい、事実上聖闘士としては引退せざるを得ないという描写の一環なのか。
エデンと対峙した時にこぼした「私が戦うしかないのか」って言葉。台詞の前に(私はもう一線で張れるような聖闘士ではないのに)と入っていると考えれば、まあ100歩くらい譲ってもいいような気もするんだけど、でもやっぱりね。もやもやするわけだ(´・ω・`)
シャイナさんの口からついに語られる光牙出生の秘密。
やっぱり隕石ベビーだった。
でもあの言い方じゃ、いまいち詳細が不明のままだよなぁ。
「隕石が地上に達した時、光と闇が炸裂し、二つの命がその力を受けて残った」
隕石墜落地点にいた人々の内、隕石パワーを取り込んで運良く生き残ったのがアリアと光牙の二人だけだったと取れるけど、隕石そのものと共に二人は地上に降りてきて、隕石の跡地に二人がいたと言うようにも取れる。
どちらであるかによって、光牙とアリアの行く末が決まると思うんですが。
だって後者なら明らかに人外なわけで。アリアが本当にマルスの望むままに『新しいアテナ』となってしまったら彼女がラスボスになりそう。
でも今回のラストで、光を発するアリアに対して光牙からは闇がにじみ出ていたような描写もあるので、ヘタすると光牙自身がラスボスなんて可能性すらあるんじゃないかな、と。
件の隕石が現状の元凶としか見えないわけで、そこから光牙とアリアが生まれたのだとしたら、そういう展開もありじゃないかと。
沙織さんがあまりにも沙織さんらしくない原因がちょっとだけわかった気が。
声がしょこたんな以前に、台詞自体があまりにも沙織さんらしくないんだよね。
というわけで勝手に台詞を修正してみる(゚∀゚)
「この子は私のせいで過酷な運命を背負ってしまいました。でも、その運命に負けないような子供に育てたいのです。何があっても光の運命を歩むような子に」
あの声、あの喋りでも、せめて口調が違えばもうちょっと『女神アテナ』っぽく聞こえる!……はず。多分。きっと。恐らく。
ちょっと自信ないけど。
雷の遺跡、そのコアってどう見てもプラズマボール。
科学館懐かしいなぁ(゚∀゚)
エデンの凋落ぶりが半端ない。
恋は盲目過ぎるけど、あれはちょっと違うよなぁ。
遺跡に来たのもコアをも破壊したいのもアリア自身の意志だとはっきりとアリア本人から答えも得たのに「アリアになにを吹き込んだ」って……( ゚д゚)
聞く耳を全く持とうともしないエデンのあれはもうただの押し付けに成り下がった恋でも愛でもない別のもの。
階下から床をぶち破ってエデンに一発入れに来た光牙の描写は良かった。
その前のエデンの腕が大変なことになってたのには笑ったw
躍動感溢れるデイナミック動き効果を狙ったんだろうけど、ちょっとゴム人間すぎた(´・ω・`)
しかも目が! 目が赤くなった! さすがマルスの子。お父さんに似たんだね!
遺跡を全て破壊されたのに「時は満ちた」とご満悦な様子のマルスさん。アリアが造反して遺跡が全部壊されるのも計算の内だったということなのかな。
そういえば相も変わらず雑魚臭しかしない白銀が3人出てきてましたが、青銅の皆さんもやっと光牙の説教なしで白銀を倒せるくらいにはレベルアップしたようですね。
途中、ユナが逆立ち回転をずっとやっていましたが、笑えるレベルを通り越してシュールな気持ち悪さを感じてしまいました。
それと「ここは僕が!」といった直後に緊縛されてる龍峰とか、どこからか花火玉のような爆発物(着火済み)を取り出す汚い忍者とかがなかなかおもしろかったですw
次回は各キャラの掘り下げ回らしい。
そういえばハートキャッチプリキュアでもそんな回があったっけ。過去の自分と対峙して、新たな強さを獲得するってやつ。
あれをものすごく彷彿とさせる予告でしたが、Ωでは果たしてどうなるのか。
折り返し地点だからなのか力の入った回が続くようで、次回も楽しみです。
2012/09/11
Ω23話 #seiya
18話で離脱して以来の蒼摩再登場回。
予想以上の成長を遂げた蒼摩に、光牙達とユナがすっかり霞んで見えてしまいました。
でもよく考えれば、彼があの時離脱しなければ、エデンによるアリア奪還劇の結末はもうちょっと違ったものになっていたかもしれないと考えると、あの美味しいとこ取り(光牙談)の登場もどこか恨めしく見えてきてしまいます。
では今回の感想、今日は項目ごとに。
・メインキャラ集合
世界中に散ったというのに、唖然とするほどあっさり集合でき青銅聖闘士達。
アリアを奪われたことに関して、誰も光牙とユナを責める様子がなかったのは果たしていいことなのか。
それだけでなく、離脱組があの時俺(達)も一緒にいれば、的な反省がないのもどうにも釈然としないような。
……この子達、アリアが連れ去られたことに関してはなんの感想もないのかな(´・ω・`)
栄斗の情報収集方法がついに明らかに!w 意外と単純かつ効果的なものでした。
どうでもいいけどマーシアンて口が軽いんですね。
それからユナのベッドシーンで目がちょっと点になりかけた(・∀・)
・襲撃実行
一応作戦を立ててから乗り込んでいる辺りは好感を持ちました。
でも夜はしっかり休んで、朝陽とともに突撃って……夜陰に乗じて襲撃したほうが有利だと思うんですけども(´・ω・`)
強敵(ソニア)にはやられたふりでやり過ごすあたりの要領の良さは現代的。
龍峰変身バンク、盾がちゃんと破損してたのにはいい意味でびっくり。
・白銀聖闘士
ほとんど出払ってるってw どんだけ便利に使われてるんですか。
盾座さん。ま~たこういうどうしようもないキャラをw
・蒼摩
なぜだかテキサスっぽいというかカウボーイっぽいというかなんともアメリカンな感じなのはなぜかと思ったら俺達のJABさんの影響だったんですね!
栄斗・龍峰対ソニアも、ユナ・光牙対盾座も、蒼摩の引き立て役だったとは。
驚くほど強くなってます。後半での対ソニア戦では「ただの青銅と認識するのはやめにしよう」と評されるほど。
JABさん、コーチとしてはとても優秀だったんですね。
光牙・ユナと別れた後、三日三晩走り続けていたとは恐れ入ります。無計画にも程が有るw
・邪武
回想のみの登場でした。
それでも聖闘士としては引退済みであること、牧場経営(?)をしていること、無精髭親父になっていたこと、お部屋のセンスがいいこと、馬が好きなこと、そして「愛する者を守るために戦う」と言う信念を持っていたことが明らかになりました。
じゃあなんで聖闘士やめたのさ(´・ω・`)
それはともかく、旧ユニコーンだったJABさんがライオネットボンバーを教えることができたのは、銀河戦争で蛮に勝ったからなんですかね。いわゆる『一度見た技』だったので伝えることができたとか。
グッドラーーーーック!には盛大に吹きましたw
・ソニア vs 蒼摩
いい戦闘シーンでした。
ソニア新技「トワイライト・マリオネット」がなかなかかっこよかったです。
「踊れ! 命尽きるまで!』の決め台詞がむちゃくちゃかっこよかったです。
仮面が割れているのが気になりました。やっぱりそのうち、蒼摩の前で仮面パリーンくるで…!
・あの馬車w
あいも変わらずですね。ファンタジック☆
次回予告
シャイナさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
仮面してないのはどうして?
結構出てくるみたいで楽しみです。
予想以上の成長を遂げた蒼摩に、光牙達とユナがすっかり霞んで見えてしまいました。
でもよく考えれば、彼があの時離脱しなければ、エデンによるアリア奪還劇の結末はもうちょっと違ったものになっていたかもしれないと考えると、あの美味しいとこ取り(光牙談)の登場もどこか恨めしく見えてきてしまいます。
では今回の感想、今日は項目ごとに。
・メインキャラ集合
世界中に散ったというのに、唖然とするほどあっさり集合でき青銅聖闘士達。
アリアを奪われたことに関して、誰も光牙とユナを責める様子がなかったのは果たしていいことなのか。
それだけでなく、離脱組があの時俺(達)も一緒にいれば、的な反省がないのもどうにも釈然としないような。
……この子達、アリアが連れ去られたことに関してはなんの感想もないのかな(´・ω・`)
栄斗の情報収集方法がついに明らかに!w 意外と単純かつ効果的なものでした。
どうでもいいけどマーシアンて口が軽いんですね。
それからユナのベッドシーンで目がちょっと点になりかけた(・∀・)
・襲撃実行
一応作戦を立ててから乗り込んでいる辺りは好感を持ちました。
でも夜はしっかり休んで、朝陽とともに突撃って……夜陰に乗じて襲撃したほうが有利だと思うんですけども(´・ω・`)
強敵(ソニア)にはやられたふりでやり過ごすあたりの要領の良さは現代的。
龍峰変身バンク、盾がちゃんと破損してたのにはいい意味でびっくり。
・白銀聖闘士
ほとんど出払ってるってw どんだけ便利に使われてるんですか。
盾座さん。ま~たこういうどうしようもないキャラをw
・蒼摩
なぜだかテキサスっぽいというかカウボーイっぽいというかなんともアメリカンな感じなのはなぜかと思ったら俺達のJABさんの影響だったんですね!
栄斗・龍峰対ソニアも、ユナ・光牙対盾座も、蒼摩の引き立て役だったとは。
驚くほど強くなってます。後半での対ソニア戦では「ただの青銅と認識するのはやめにしよう」と評されるほど。
JABさん、コーチとしてはとても優秀だったんですね。
光牙・ユナと別れた後、三日三晩走り続けていたとは恐れ入ります。無計画にも程が有るw
・邪武
回想のみの登場でした。
それでも聖闘士としては引退済みであること、牧場経営(?)をしていること、無精髭親父になっていたこと、お部屋のセンスがいいこと、馬が好きなこと、そして「愛する者を守るために戦う」と言う信念を持っていたことが明らかになりました。
じゃあなんで聖闘士やめたのさ(´・ω・`)
それはともかく、旧ユニコーンだったJABさんがライオネットボンバーを教えることができたのは、銀河戦争で蛮に勝ったからなんですかね。いわゆる『一度見た技』だったので伝えることができたとか。
グッドラーーーーック!には盛大に吹きましたw
・ソニア vs 蒼摩
いい戦闘シーンでした。
ソニア新技「トワイライト・マリオネット」がなかなかかっこよかったです。
「踊れ! 命尽きるまで!』の決め台詞がむちゃくちゃかっこよかったです。
仮面が割れているのが気になりました。やっぱりそのうち、蒼摩の前で仮面パリーンくるで…!
・あの馬車w
あいも変わらずですね。ファンタジック☆
次回予告
シャイナさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
仮面してないのはどうして?
結構出てくるみたいで楽しみです。
2012/09/06
Ω22話 #seiya
HARUTO疾風伝(※注1)
というタイトルに変更しても違和感がなさそうな22話。
突っ込みどころが多すぎて全部拾い切れない気もするのですが、とりあえず順を追って突っ込んでいきたいと思います。(※注2)
※注1:NARUTOは見たことないけどね!
※注2:感想だと言いはるのは諦めた
OPネタバレ。『兄者』という人とは別に『時貞』という人物が登場するらしい。速水奨さん久しぶりに見た。
この八島さんて作監のひと、あんまり絵が上手くないよね……
はっきりと氷河だと分かる人物が星矢の声で「謎の男」呼ばわりされてるのってなんかせつない。
富士山・樹海。日本なのはわかるけど、なんか日本ぽくない絵のような……なにがいけないんだろう? 樹海にしては明るすぎるのかな。
樹海と聞くと『祝ってやる』の画像が瞬時に脳裏に浮かぶのはどうにかしたいところなんですが、まあどうでもいいですね。
「俺は慣れ合いは好きじゃない」ってどこかの兄さんの台詞に通ずるものが。
唐突にニホンジカ出現。そして「この先は尋常ならざるものが集う領域」って喋り出してしまうのは結局なんの警告にもなってないような。本当に近寄らせたくなかったら、全く違う方向へ誘いだせばいいだけなのに。
手裏剣投げつけられただけで聖衣を纏う龍峰。聖闘士としてどうなのそれ。
「うわぁ、本物のニンジャ」「ぬし、その妙ちきりんな装束……」「……どっちが!?」の流れはこれまでで一番面白かったw
「聖闘士は滅法好かん」も追加で。
栄斗のお父さんが覆面を取った瞬間、一緒に見ていた連れ合いが「東方不敗だ」とつぶやいた。自分も先週からそう思っていたけれど、他にはそういう声を聞かない。不思議。まあこれもどうでもいいですね(二回目)
簡単に部外者を忍びの隠れ里に案内した挙句、門前に堂々と『富士流総本山』て……( ゚д゚)
忍ぶ気ゼロ?
ていうか富士山麓忍者村とか、そういう観光地なんだと言われてももう驚かない。
鎧兜の置いてある実に忍者屋敷らしくない和室。しかも兜には隠しカメラが仕掛けてある模様。栄斗父が見てる唐草模様の箱ってモニターだよねw意外とハイテク?w
龍峰さん、正座は苦手らしい。お父さんが日本人でも中国生まれの中国育ちじゃ、そりゃ無理だよね
「日本の茶道だ」と感激する龍峰には悪いけど、栄斗父のお茶のたて方は明らかにおかしい。
それともあれも『富士流』なのか!?
「僕にやらせてもらえませんか?(嬉)」と正しいガイジンリアクションをする龍峰wそしてひたすらねりねりw
この辺の演出だかコンテだか担当した人、もしかして日本人じゃないのかな。おかしすぎるw
栄斗父本名:森隠善三まさたか(←字がわからない)。ってことは、栄斗のフルネームは森隠栄斗か。
善三さんの芳臣評が所々おかしい。たぶらかされたとか、随分年齢差がありそうなのに竹馬の友とか。
忍たま栄斗の修行風景。水の中に頭を突っ込まれる図がイジメにしか見えない(´・ω・`)
芳臣さん、あの住環境で聖闘士なんてどうやって知ったんだろう? やっぱりあの銀河戦争かなw
芳臣さん、抜け忍したのなら追手がかかるか処罰があるかと思ったけど、ぐぐってみたらそういうわけでもないらしい。色々勉強になるなぁ(棒
忍びの『里』で『当主』ってのもなんか微妙に変な気がするけど「親方」って呼ぶのもまたおかしい気がする。様、がついてないからお館様って読んでるわけでもないんだろうし。だったら頭領とか、そういう呼び方じゃないの? いやまあ、忍者ってあまり興味がなくてよく知らないんだけども。
世界の危機を訴える芳臣と里の掟に拘る善三の意見がまるで噛み合ってないというか会話になってないw 問答無用っていうか、問答無理。
パライストラの闇を栄斗が知っていたのは芳臣さん情報だったのか。やっと納得。
OPに名前が出てた時貞って、時計座(?)の聖闘士だったのか。見た目だけではよくわからないけど、多分白銀なんだろうな。マスクしてるから見えないけど、普通にイケメンぽい。忍者の覆面みたいなマスクだし、この人も忍者なのかな。
いちいち時間を言う辺りがものすごくイラッとくるけどキャラは立ってる。
里を捨てたとかなんとか言われつつ、随分立派な墓を立ててもらったんだね芳臣さん。どう見ても子供一人で立てられるような墓じゃないから、大人が関わってると思うんだけど。
栄斗のクロストーン入手方法=形見として遺体から勝手に取ったというのがちょっと納得いかん。
それから聖闘士修行=シャドーボクシングというのもどうかと。
いずれも勝手に聖闘士を名乗っただけのようにも思える描写なんだよな…下手に掘り下げないほうが良かったのでは(´・ω・`)
忍者って青銅聖闘士と互角にやりあえるくらい強いんだ……( ゚д゚)
聖闘士は武器使用は基本NGだけど忍者なら刃物も爆薬も使って当たり前。
聖闘士でありながら同時に忍者でもあるというアイデンティティを確立したので俺はクナイも当たり前に使うお!(`・ω・´)
って結論に至らせるためのストーリーだったような気がしないでもない。
ユナの仮面外しにも通じる勝手解釈説明回。
まあ別に悪くはないんだけど。
そしてラスト。評判通り、ここまでの20分強をまるっと持っていく数秒の描写w
成る程。一輝だと誤解する人が多かったのは、あのシャツの色のせいか。
自分は事前にTwitterで邪武だとわかっていたからグローブまで見てそういえば邪武ってああいうのを着けてたなと思い出すこともできたけど、初見で何の情報もなかったらわからなかった自信がある。
だって先週氷河が出てるし、まさかここで邪武とは思わないもんな…
ソニアを追っていったはずの蒼摩がどうして邪武らしき人物にぶっ飛ばされることになったのか、という疑問が浮かんだのは3回くらいこのシーンを繰り返して見た後だったw
予告。
全員集結。アリア奪還バトルに突入するのかな。
アリアは結局雷の遺跡には連れて行ってもらえなかったの?
……それよりも邪武さんのベルトのバックルの柄が気になってしかたがないよ……
まとめ。
栄斗の故郷はパチもんぽい日本にあるトンデモ忍者村だった。
動揺すると栄斗は声が裏返る。
それからなんといっても
邪武。
旧作から通して、彼が一番話題にされた瞬間だったのではないでしょうか。
彼はまだユニコーンの聖闘士なのかな。
ユニコーン。可能性の獣。
ってことで、彼にはまだまだ自分の可能性を追い求める現役でいて欲しいような気も。
旧キャラ現役が市先輩だけっていうのも寂しいしね。
守りたい人もいるんだろうしね。ていうか、彼女に必要とされたいままでいるんだろうな。
……うん。なんか別の作品の話になったのでもうやめておきます(´・ω・`)
以上。今週の気になった部分でしたー\(^o^)/
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